櫻井翔さんの書籍『櫻井翔の建築を巡る旅。【現代建築編】』(マガジンハウス)の刊行を記念し、10月21日に記者会見が行われた。

『櫻井翔の建築を巡る旅。【現代建築編】』は、嵐として1999年にメジャーデビューして以降、ラッパー/キャスター/MCなど、様々な形で“言葉”を伝え続けていた櫻井翔さんにとって、初の書籍となる。

会見には、櫻井翔さんとマガジンハウスのライフデザインマガジン『Casa BRUTUS(カーサ ブルータス)』の現編集長・西尾洋一さんが登壇した。

取材・文:都築陵佑 写真:タナカハルカ

『Casa BRUTUS』の連載「櫻井翔のケンチクを学ぶ旅。」が書籍化

報道陣を前にした櫻井翔さんは、「本日はお集まりいただきありがとうございます。櫻井翔です」とまず挨拶。

「『櫻井翔が建築?』と、ちょっと意外に思われる方もいらっしゃるかと思います」と前置きしつつ、今回刊行される書籍について紹介した。

『櫻井翔の建築を巡る旅。【現代建築編】』は、『Casa BRUTUS(カーサ ブルータス)』で、2011年3月号より約15年続く連載「櫻井翔のケンチクを学ぶ旅。」を書籍化したもの。

150ヵ所以上の建築を巡った同連載の中で、現代建築を訪れた回が建築家ごとにまとめてピックアップされている。

本書籍について、櫻井翔さんは「元々建築について詳しくなかった私が建築を学んでいくという連載ですので、今日現在建築に詳しくない方にも手に取っていただきたいです」とコメント。

また「建築に詳しい方なら、ページをめくると、本当に超豪華なスーパースター建築家たちご本人も登場したりと、ワクワクが詰まっている本になっております」「どうか手に取っていただき、そしてその先に建築に足を運んでいただけたら」と語った。

櫻井翔「実際に足を運んでいただくきっかけになったら」

続いては、西尾洋一さんの司会進行によるトークセッションへ。

書籍化への感想を聞かれると、櫻井翔さんは「めちゃくちゃ嬉しいですね。たくさんの方の思いが一つになったものなので、すごく嬉しく思います」と喜びを露わに。

「15年前の連載がはじまった当初は想像もしてなかった」としつつ「ただ一方で、回を重ねるごとに、本当に豪華な、贅沢な連載を続けてきたので、『いつかこれがまとまったらなあ』なんていう思いを密かには抱いていました」と明かした。

『櫻井翔の建築を巡る旅。【現代建築編】』書影。格は4,400円(税込)。/画像はAmazonより

また「この本を読んだ読者に、どのようなことを感じてほしいか」という質問に対しては、「何よりも、もう(今回の本で建築を)見て、実際に足を運んでいただくきっかけになったら、というのが大きいです」と回答。

櫻井翔さんは「写真だけでは伝わりきれないですけど、現場で行って生で感じられる興奮・高まりみたいなものを感じていただきたいと思います」とコメント。

続けて「一方、肉眼で見るのとまた違う、写真でしか感じられないスケールの大きさというのもあったりしますので、そういった写真で感じられる迫力というものもまた、この本の中で楽しんでいただけたらなと思います」と述べた。

「頭に描いている景色を、読んでいただいている方にもイメージできるように」

最後に、代表質問のセクションへ。

今回の書籍『櫻井翔の建築を巡る旅。【現代建築編】』において、前書きを執筆し何回も推敲したという櫻井翔さん。

文章を書く際のこだわりや気をつけている点について聞かれると、櫻井翔さんは「最初にざっくり全体像のようなものを書いて、そこから言葉をちょっとずつ削っていくというか、シャープにしていくというか、形を整えるというか、そういう作業をすることが多いんですよね」と、自身の文章執筆のスタイルについて説明した。

「なので、結果、推敲するように見えているだけで、逆に言うと、最初の最初で、まだ全然出来上がっていないと言うことでもあると思います」と、質問のニュアンスを訂正。

その上で、「自分が書いているときに、頭に描いている景色を、読んでいただいている方にもイメージできるように、景色が浮かぶ様に描けたらなと思っています」と、文章執筆へのこだわりを明かした。

『櫻井翔の建築を巡る旅。【現代建築編】』©マガジンハウス

編集者・ライター・ラッパー。1996年、東京都生まれ。筑波大学情報メディア創成学類卒。”HipなPop”をコンセプトに掲げる。

2021年よりKAI-YOUに参加。クリエイティブや批評的な視点に立ち、音楽・アイドルカルチャーからVTuber/YouTuber、AI含むITテクノロジーまで、ジャンルレスに取材・執筆・編集を行う。

【主な実績】連載「チャートハックと音楽」/ホロライブさくらみこインタビュー/櫻井翔のラップ解説コラム

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