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日本とクロアチアの文化交流をテーマにした「第4回クロアチア映画祭」が、2025年11月14日から27日まで東京・阿佐ヶ谷のMorc阿佐ヶ谷で開催されることが決まった。主催は一般社団法人日本クロアチア協会、後援は駐日クロアチア大使館などである。12月にはザグレブで「第3回日本映画祭」も開かれる予定で、映画を通じた二国間の友好が一層深まることが期待されている。

上映は長編・短編を合わせ全8作品を予定しており、現地のヒット作や国際映画祭で注目された作品まで幅広く紹介される。クロアチア映画特有のユーモアと社会への洞察を通じて、多様な映像文化を体験できる機会となる。

期間中は毎日、上映後に映画制作者や専門家によるトークセッションを実施し、作品背景や国際的な映画事情を掘り下げる。アニメプロデューサー荻野宏氏や映像ジャーナリスト石川幸宏氏など、映像界の第一線で活躍するゲストも登壇する予定である。

さらに、会場近くのカフェ天人唐草では週末や祝日に特別トークイベントを開催。女優の山口いづみ氏やピアニスト安達朋博氏らが参加し、映画と音楽、文化の交差点を語る場となる。Peatix経由でイベントチケットが購入可能だ。

同カフェでは映画祭期間中、「クロアチアをまるごと体感できる」特別展示が実施される。目玉は1960年にザグレブの玩具メーカー「ビセルカ社」がディズニーのライセンスを取得して制作した貴重なコレクションだ。ズボンをはいたミッキーなど独自の造形を通じて、クロアチアとディズニーの知られざる関係を紹介する。また、クロアチア特産のトリュフ加工品や雑貨なども販売され、文化と味覚を同時に楽しめる空間が演出される。

日本クロアチア協会のエドワード片山トゥリプコヴィッチ代表理事は「映画を通してクロアチアという国の魅力を感じてほしい。映像は国境を越え、人々をつなぐ力がある」と語る。

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