特定非営利活動法人映像産業振興機構(略称:VIPO[ヴィーポ]、理事長:松谷孝征、東京都中央区)は、国際映画祭マーケット事務局とのパートナーシップのもと、優秀企画に対して「VIPO Film Award」を授与しています。その目的は、1)日本との国際共同製作を目指す海外プロデューサーや監督の発掘、2)現在進行形の企画トレンドをつかみ日本での企画開発に活かしていくこと、3)海外マーケット事務局との提携・連携により日本企画と海外マーケットとの懸け橋となることです。

アジアを代表する国際映画祭の一つ「釜山国際映画祭」併設のコンテンツマーケット「ACFM(Asian Contents & Film Market)」(9/20~23)内で実施された企画マーケット「APM(Asian Project Market)」において、アジアを中心とした世界各国からの30企画が選出されました。

各企画のプロデューサーや監督からのピッチを受け、以下の企画に「VIPO Film Award」を授与いたしました。 (APM公式サイト発表ページ

・企画名:「Wake Me up When the Mourning Ends」

・製作国:マレーシア・香港・中国・イタリア・台湾

・監 督:LAU Kok Rui

・プロデューサー:Soi CHEANG, Stefano CENTINI, WONG Kew Soon

写真左から、WONG Kew Soonプロデューサー、LAU Kok Rui監督

【受賞者のコメント】

LAU Kok Rui監督

「Wake Me up When the Mourning Ends」で釜山APMのVIPO Film Awardを受賞できたことを、心から光栄に思います。この受賞は、私が語ろうとしている物語が文化の壁を越え、さまざまな背景や地域の人々に響く力を持っていることを示してくれる、大きな意味のあるものです。

この作品を通して、大切な人を失い、今もなお人生を立て直そうとしている人々の存在に光を当てたいと願っています。私は、映画には「喪失」や「再生」、そして「癒しへの道のり」について、人々の共感を生み、意味のある対話を生み出す力があると信じています。

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