
10月17日にNHK総合の東北ブロックで放送予定の「鈴木京香の東北オトナ旅 青森県十和田市編〈完全版〉」(午後7:57、東北ブロック)。その放送に先駆けて、東北ゆかりのゲストと楽しくおしゃべりを楽しむ「定禅寺しゃべり亭」の公開収録に鈴木京香が登場した。
司会の小田井涼平とNHK仙台の岩崎果歩アナとの軽妙なおしゃべりの中で、鈴木は自身の生い立ちについて話した。子どもの頃は活発すぎるくらいに活発で、男の子のような遊びをしていた、と意外な告白。中学では陸上部に所属し、100m、砲丸投げ、走高跳びの3種目で競う三種競技の選手として県大会にも出場したそうだ。
その後、高校時代にモデルとしてスカウトされ、女優に転向。連続テレビ小説「君の名は」(1991年/NHK総合ほか)で一世を風靡(ふうび)して一気にスターダムに上り詰める。さらに、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど、実力派俳優として高い評価を受けている。
11月28日に公開となる主演映画「栄光のバックホーム」についても語った。この物語は、阪神タイガースで選手として活躍した横田慎太郎氏の人生を描いた実話。13年のドラフト会議で阪神タイガースに2位指名されて将来を期待されるも、21歳で脳腫瘍を発症し、引退を余儀なくされた横田氏の母を演じた鈴木。「お母さまはいつも明るくしていらっしゃったから、私がやらせていただく時も、息子のことや家族のことを心から愛しているという感じで、悲しい物語でもあるかもしれないけれど、とにかく楽しく演じるように心がけました」と話した。
美術部に所属していて、アートが大好きだという鈴木は、青森県十和田市を訪れた「東北オトナ旅」にも言及。「(青森の旅は)最高でした。私が東北を離れているうちに、アートの街になっていました」とコメントした。

和やかなムードでホームグラウンドでの公開収録に臨んだ鈴木は、収録後に囲み取材に応じた。
「トーク番組みたいなものには出たことはあるんですけど、お客さまがいっぱい入っているのはなかなかないので、貴重な時間を過ごさせてもらいました。何より皆さんが、本当に温かい拍手をたくさんくださって。楽しかったです」と、にっこり。
そして、「東北オトナ旅」で十和田市を選んだ理由を尋ねると「(十和田市現代美術館には)行ったことのない美術館ですが、とても評判だったので行きたかった。十和田も自分が子どもの頃に家族と行った場所なのですが、全然覚えていなくて。当時と感じ方が変わるかなというのも確認してみたかったんです」と話した。
アートに関心を持ったのは、父の影響。「父が油絵を描いていて、上手ではなかったけれど、私は絵を描いている父の姿が好きだったんです。あとは、父が集めた画集なんかを見てよかったので、それで好きになって。高校では美術部に入ったんです」。
最後に、映画「栄光のバックホーム」に触れ、「慎太郎さんという一生懸命に生きた人の輝かしいきれいなところ、本当につらいところもあったけど、一生懸命生きた素敵な人生を皆さんに知ってもらいたいと思っています」と話した。

なお、「鈴木京香の東北オトナ旅 青森県十和田市編〈完全版〉」は、放送後にNHK ONEで見逃し配信される。
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