「それでは新水曜コメンテーターの方をお呼びいたします。この方です!」
「中丸?!」
10月1日、『5時に夢中!』(TOKYO MX)の新しい水曜コメンテーターが発表された。そのコメンテーターとは、元KAT-TUNの中丸雄一(42)だった。突然の登場にスタジオでは笑いとともに驚きの声が起こり、歓迎ムードに中丸は「あったけえっすね」と一言。それを受けてMCの垣花正(53)が「だって中丸雄一さんがふらっと現れるって爆笑でしょ」というと、大きな笑いが巻き起こっていた。
「中丸さんは昨年8月、『文春オンライン』によって“橋本環奈似の女子大生”とアパホテルで密会していたことが報じられ、その直後から活動を自粛。今年1月3日から活動を再開しました。
『5時に夢中!』ではランキング形式でニュースを紹介するコーナーがあり、そこで群馬県前橋市の小川晶市長(42)の“ラブホテルで密会報道”が取り上げられる場面が。その際、垣花さんから突拍子もなく『これいかがですか?』と聞かれると、中丸さんは『めちゃくちゃ難しい質問ですね』と苦笑していました」(スポーツ紙記者)
中丸は先月、ひと月で3本ものレギュラー番組が消滅した。『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ)から降板し、『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)は番組自体が終了することに。さらに、『増田貴久・中丸雄一のますまるらじお』(MBSラジオ)も10月いっぱいで終了することが発表されたのだ。そんな中丸にとって『5時に夢中!』という新たなレギュラー番組を獲得できたのは、「渡りに船」といえるだろう。
■番組のカラーと違う回答で場が白ける……
しかし、今年放送20周年を迎えた『5時に夢中!』は熱心なファンがいる人気番組。それだけに“新人”の中丸には厳しい視線が注がれているようで、番組のファンは中丸の“デビュー戦”についてこう語る。
「『5時に夢中!』はマツコ・デラックスさん(52)や岩井志麻子さん(60)を筆頭に、クセの強いコメンテーターが生放送で好き勝手言いたい放題に話すのがウリの番組です。しかし中丸さんは基本的に受け身姿勢で、他の水曜レギュラーの松田ゆう姫さん(37)や小原ブラスさん(33)と違って、自分から話を切り出す場面があまりありませんでした。
また、話してもコメントが真面目すぎて……。例えば視聴者からの『手っ取り早く金儲けをする方法を教えて欲しい』という“クズ”な相談に対して、松田さんは“レンタルおじさんをすればいい”という突拍子もない提案をしました。続けて『このかたに必要なのはお金じゃなくて誰かに必要とされることなんですよ』と芯を食ったようなことも言いつつ、『組織の中で働けない人でしょ? この人』と身も蓋もないことを話して盛り上げていました。
さらに、中丸さんは“働くこと”を勧め、その理由を『1発デカいお金ができたとしても、目減りしていって最終的には逆に不幸になるんじゃないかなって』と説明。『ならば、一回ギャンブルとか全部抜いて本当にお金を作るという意味で働きまくって、ある程度元手ができたらそれを資産運用する』と語りました。垣花さんが『めちゃくちゃちゃんとしている』とフォローしていましたが、番組のカラーと違う回答に場が白けていたことは否めません」
■視聴者からは「番組に全く合っていないキャスティング」との声も
芸能ライターは「中丸が番組になじむためには、うまくキャラクター付けができるようになることが大事だ」と言い、こう続ける。
「不倫疑惑をもっと自分から自虐的に話して笑いに昇華できれば、面白いトークができるようになるかもしれません。ただ、デビュー戦を見ている限り、緊張していたというのもあるかもしれませんが、そんな大胆さは今のところ期待はできなさそうだなと。
そもそも、これまでバラエティで印象に残るコメントをしてきたわけでもありませんし……。初回なので中丸さんに焦点を当てる質問コーナーもありましたが、それもただ普通に答えているだけでした。今後新鮮味がなくなったとき、うまくキャラを立てて番組を続けていけるのかが疑問です」
視聴者からも、中丸のトーク力への不満が噴出しているようだ。ネット上には、こんな声が上がっている。
《他の出演者ばっかりしゃべってるよ。機転が利く訳でも無いし、面白い事が言える訳でも無いし、どちらかと言うと無口な方なので、トーク番組には向かないと思う》
《つまらないことをダラダラ長く話してる感じ。何回かチャンスがあったのに、全然活かせてなかった。というか、たぶん活かそうともしてなかった》
《一回こっきりのゲストならまだしも毎週レギュラーならきつい》
《番組に全く合っていないキャスティング》