
吉備真備しのぶ「弾琴祭」 倉敷 屋台や音楽ステージも
倉敷市真備町地区ゆかりの奈良時代の学者、吉備真備(695〜775年)が中秋の名月の下で琴を弾いたと伝わる琴弾(ことひき)岩(同市真備町妹)で10月4日、遺徳をしのぶ「弾琴(だんきん)祭」が開かれる。
真備公の肖像画を置いた祭壇を設け、地元児童が献茶を行うほか、岩の上で箏曲アカデミー岡山大師範の横田慈さん、都山流尺八大師範の荒川萄山さん=いずれも同市真備町箭田=が演奏する。
近くの小田川河川敷では地元の吉備真備太鼓や合唱団によるステージ、焼きそばや串焼きなどの屋台が楽しめ、花火の打ち上げもある。
午後5時〜9時。雨天時は呉妹小体育館。問い合わせは実行委員会の田村雅則委員長(090―1332―4394)。