夏の暑さも和らぎ、少しずつ涼しくなり過ごしやすくなってきた今日このごろ。真夏の間はサイクリングするのはしんどいなぁという気候でしたよね。日中の屋外移動もしやすくなってきたので、今までずっと気になってはいたけれどあまり行ったことのなかった東急大井町線の世田谷エリアを自転車で散策してみることにしました。
気になっているお店の集まる自由が丘駅から二子玉川駅までの間は約6kmで、自転車好きならそんなに負荷もなく回れる範囲の距離となっています。電車で移動される方も、途中下車して歩いて駅周辺を散策してみても楽しいかと。だいたいのお店が駅の近くに密集しているので、ひと駅を散策して電車に乗り、また別の駅へ行くというやり方も楽しいと思います。
気になっていたお店で美味しい物も食べたいし運動もしたい、そんな食欲の秋と運動の秋を同時に実現させてみました。
その後、尾山台の商店街を少し散策し、また自由が丘方面に戻ろうかと思っていたのですが、行きたかった焼肉屋さんがお休み。そこで「秋刀魚が食べたい!」という旦那さんのリクエストで、少しお腹を空かせるためにまた自転車を走らせ、自由が丘の焼き鳥と海鮮を楽しめる「焼き鳥 歩ム」に入ってみました。
活気のある店内でしっかりお腹を空かせた我々は、新秋刀魚の炭火焼きはもちろん、ほかにもメヒカリの唐揚げ、歩’sサラダ(アンチョビドレッシング)、焼き鳥五種盛り(むね、モモ、砂肝、レバーたれ、手羽元)、鶏もつ煮、ハモの湯引き、蒸し牡蠣、おつまみピーマンを注文しました。
1日自転車をこいで「動いては食べ、動いては食べ」を繰り返してきましたが、最後はやっぱり和食。運動したからか?新秋刀魚の炭火焼も内臓までとっても美味しく、内臓が少し苦手な私でもしっかり美味しくいただけました。鶏もつ煮はごま油が効いていて、キャベツもシャキッとした食感が絶妙に残されていて小気味いい。
焼き鳥も炭の香りがしっかりしていて、焼き加減も塩加減も絶妙。胸肉なのにジューシーで希少な会津地鶏ということで鶏自体がめちゃくちゃ美味しかったです。焼き鳥も海鮮もどちらも高いクオリティで楽しめるのは本当にうれしい。ハモの湯引きも、この季節を逃したらもう次は食べられないかもと思い切って注文。頼んで大正解、ふわふわのハモが梅肉ソースと相まって季節感を感じさせてくれました。
食べて動いて、食べて動いての秋の散策旅となりました。東急大井町線は各駅ごとにお店が栄えていて、とても散策しがいのある路線でした。大井町エリアの方も楽しそうですよね。同じようなシリーズで世田谷線もおもしろそうだなぁと旦那さんと話していました。
普段は車移動の多い私たちですが、電車も路線ごとになんとなくカラーがあるのがおもしろい。路線ごとの散策というのも楽しそうです。大井町線沿いのお店は地元に根付いたお店も多く、そういった地元感があるのもなんとなく旅に出たような気持ちにさせてくれます。
暑過ぎた真夏から過ごしやすくなってきたこのごろ、サクッと出かけられる日帰りの街散策もお勧めです。