全世界が注目するApple TV+の大人気ドラマ『窓際のスパイ』シーズン5の配信がスタート。本国イギリスではすでに批評家から絶賛の声が相次ぎ、レビューサイトRotten Tomatoesでは、早くも満点の100%フレッシュを叩き出すなど、まさに最高のスタートを切ったと言えるだろう。

ミック・ヘロンの小説シリーズをもとにしたApple TV+の …
シリーズを牽引する豪華キャストが再集結
本作は、ミステリー作家ミック・ヘロンの小説シリーズを映像化したスパイ・サスペンス。シーズン5の物語はシリーズ5作目にあたる「London Rules(原題)」を基にしている。
ゲイリー・オールドマン演じるMI5の落ちこぼれスパイ、ジャクソン・ラムが、ジャック・ロウデン演じるリバー・カートライトや、クリスティン・スコット・トーマス演じるダイアナ・タヴァナーらおなじみのメンバーとともに帰ってきた。
さらに、『マトリックス』シリーズで知られるヒューゴ・ウィービングも引き続き出演。シーズン4から登場した悪役フランク・ハークネスを再び演じ、物語に深みを与えている。
新キャスト、ニック・モハメッドが語る「衝撃的な結末」
シーズン5から新キャストとして参加したのが、『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』のネイト役でお馴染みのニック・モハメッドだ。彼は、ロンドン市長ザハル・ジャフリー役で初登場する。
英RadioTimesの取材に応じたニックは、今シーズンを「かなり爆発的だ」と表現。物語にたくさんのひねりやどんでん返しが散りばめられていることを明かしている。特に視聴者を驚かせるのは、その結末だ。ニックは「最後にはかなり強烈なアクションシーンがある」と、大どんでん返しが待つ衝撃的なフィナーレを匂わせた。
批評家も太鼓判! 衰え知らずの傑作ぶり
配信に先駆け、すでにレビューを公開している海外メディアも本作を絶賛している。
The Daily Telegraphは、「『窓際のスパイ』は、長寿番組でありながら質の低下がないという点で異例だ。その構成には絶対的な自信が感じられる」と、そのクオリティの高さを称賛。
また、Metroは「気に入らなかった点は一つも思いつかない。キャストは素晴らしく、ストーリーは魅力的で、セリフはこれまで以上に切れ味がある」と付け加え、完璧な仕上がりであることを強調している。
さらにColliderは、「シーズン5が何かを証明するとすれば、それは『窓際のスパイ』が基本に立ち返った作品であっても、視聴する価値が間違いなくあるということだ」と、シリーズの根幹にある魅力を再確認させた。
CBRもまた、今シーズンが「視聴者の期待の限界を試み続け、真の傑作となる一歩を踏み出した」と評価しており、シーズンを追うごとに進化を続ける本作への期待が高まる一方だ。