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JR三ノ宮駅と元町駅を結ぶ高架下商店街・ピアザ神戸に2025年8月、働く悩みを解決するための書店『Work-Books(ワークブックス)』(神戸市中央区)が誕生しました。
“働く悩みを解決するための本屋さん?”
“無人でも本が買える?”
“社労士事務所併設ってどういうこと?”
気になることがいっぱいだったので、さっそく取材に伺ってきました!
働く悩みを解決するための書店『Work-Books』を作った理由
社会保険労務士とキャリアコンサルタントの資格を持つ西澤明文さん
店主の西澤明文さんは、もともとテレビ局の記者。
忙しく仕事をする中で、労働に関する知識を持たないまま働いていることに疑問を持ち、労務や年金などの専門知識を深めて専門家として働きたいと、54歳で社会保険労務士(社労士)を目指しました。
テレビ局を55歳で退職して猛勉強し、難関資格である社労士に見事合格!
勤務社労士として働くなかで、「社労士としてお世話になった、神戸の人との繋がりを大切にしたい」「子どものころからの夢だった本屋さんを開きたい」と考えるようになったそうです。
そういった経緯で、神戸・三宮に「社労士・キャリアコンサルタントに相談できる本屋さん」をオープンされました。
本を読んで解決できそうなら、1階の『Work-Books』へ。
業界のことがわかる本や、働いている人にすぐに役立つビジネス書など、「働く」に関する書籍がたくさんあります。
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店主不在で扉が閉まっていても、お手元のスマートフォンで二次元バーコートを読み取るだけで書店のドアが開き、本を選んでセルフレジで会計できます。
本を読んでも解決が難しそう、プロに相談したい、という方は階上『西澤社労士事務所』の西澤明文さん(社労士、キャリアコンサルタント)へ。
労務相談、キャリア相談ともに相談料は50分 5,500円(税込)です。
「相談できる本屋さん」応援の仕組み
「いま失業中で、相談したくても相談料を払うのが難しくて……」という方も、書店奥の左手にあるコルクボードにチケット「Talking Pass」が貼られていたら、それを使って相談できます。
これは子ども食堂と同じ仕組み。
無事転職に成功して悩みを解決できた人や、応援したい人が、「Talking Pass」を買って寄付してくれたもの。
すごく良い取り組みですよね!
働く悩みがなくても、興味深いテーマの書籍がたくさん!
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「自分と全く異なる業界のことを知ることができて、読み物としても面白いんですよ!」と西澤さん。
阪急神戸三宮駅からも近いので、テーマ特化書店として気軽に立ち寄れそうです。