農林中金は9月19日に「Diversity Equity & Inclusion Book」を発行し、同日からホームページに掲載している。2023年度の初版から2年が経過し、これまでの取り組みをアップデートした。

同ブックは、多様性(ダイバーシティ)を持つ職員一人ひとりが、公平・公正(エクイティ)に大切な存在として受け入れられ(インクルージョン)、その個性や魅力を発揮して新たな価値を生み出すために、同金庫が目指す姿と取組みを紹介している。
仕事と育児の両立支援では、不妊治療休暇や育児短時間勤務などの制度を整備し、産休・育休者向けプログラムや企業主導型保育園との提携により「プラチナくるみんプラス」の認定を取得。育休取得や延伸を促すための研修や管理職向けワークショップ、外部講師による講演、社内ポータルでの情報発信なども実施している。介護分野でも仕事との両立支援のためのセミナーを開催している。
また、フレックスタイム制度、時間単位休暇、勤務間インターバル、テレワークなど、働き方改革を推進する制度の導入・定着にも努めている。障がい者活躍の推進では、2024年度に職員アンケートやワークショップを実施。特例子会社の農林中金ビジネスアシストは2024年11月から農福連携事業に参入し、埼玉県羽生市で花苗生産に障がい者社員が従事している。
さらに2023年度からは(一社)日本農福連携協会とスポンサー契約を締結し、農福連携の普及・発展を支援するなど社会課題の解決にも寄与している。同金庫は今後も、幅広いテーマを取り込みつつ、職員一人ひとりが「自分らしく」活躍できる組織の実現を目指して施策を進めていくとしている。
