“地球上で最も危険な仕事”の驚がくの実話を描く、極
限サバイバルスリラー! 暗闇の海底に1人で取り残
された主人公、酸素残量はわずか10分…ヤバい、ヤバ
過ぎる…生存確率0%からの生還に挑む“超高評価作”画像1

そこは、普通の人間であればまず到達することのない、完全なる暗闇に覆われた深海。

“地球上で最も危険な仕事”で発生した驚がくの事故(実話)を描く、極限サバイバルスリラー「ラスト・ブレス」が、9月26日に公開される。

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ただでさえ危険極まりない仕事の真っ最中に、最悪の事態が勃発。あろうことか主人公は、漆黒の海底にひとりで取り残され、酸素残量はわずか10分という、ヤバ過ぎる状況に置かれる。

非日常のスリルに360度を支配され、ヤバ過ぎてむしろ楽しい“極限状態”に、身も心も没入してほしい。

【予告編】酸素残量はわずか10分――生存確率は0%

【本作最大の魅力】“危険な仕事”が想像を超えてた…
ヤバ過ぎる実話、スリル満点の展開、圧倒的高評価!画像3

予告編だけで、手に汗握った方も多いのでは? ここからは、本作を見逃せないものにしている3つの見どころをご紹介する!

●【地球上で最も危険、でも意義“深い”このお仕事、知ってる?】
現場=完全なる暗闇に覆われた、水深91メートルの海底… 人々の日常を守るため、極限の環境で作業を行う“飽和潜水士”画像4

“地球上で最も危険な仕事”のことを、あなたは知っているだろうか? 世界中の海底に張り巡らされたパイプラインや通信ケーブルを守る、“飽和潜水士”だ。

例えば本作では、水深91メートル、北海の海底に張り巡らされたガスのパイプラインを補修するミッションに挑む。光は届かず、水温も低い、トラブルがあってもすぐに救助できない極限の環境……その過酷さと危険性を、想像してみてほしい。あなたは耐えられるだろうか?

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お仕事そのものはもちろん、その前後の期間もめちゃくちゃ過酷! そもそも深海は、生身で突撃すれば水圧により内臓もろともぺしゃんこに……! 潜水服を着ていても、体内に窒素がたまり、浮上の際に“減圧症”と呼ばれる症状で危険な状態になることがあるという。

それを防ぐため、飽和潜水士はミッションの前後を含めて長期間、狭い加圧室や減圧室で過ごさなければならず、当然家族にも会えない……。

さらに飽和潜水士は、日本では2022年の知床沖の観光船事故や、23年の宮古島沖の自衛隊ヘリ墜落事故の際に、深い海底に潜り、救助・捜索のために活躍したことでも知られている。人々の生活と安全を守るのに不可欠な、非常に重要なお仕事なのだ。

●【この物語、まさかの実話】
最悪の事態が勃発 命綱を失い、海上からの通信&酸素供給も絶たれたまま、深海に置き去りに…! タイムリミットはまさかの10分、なのに仲間はどんどん離されていく――画像6

本作「ラスト・ブレス」は、そんな飽和潜水士に起こった衝撃の実話を映画化したもの。

主人公たちに降りかかる、最悪、最悪、また最悪。なんとこれは実話である。フィクションを遥かに上回る厳しい現実が、ここに存在したことにひたすら驚きを禁じえず、思わず「観たい」と映画好きの心が反応する。

監督を務めたのは、実際のこの事故に迫り、高評価を獲得した同名ドキュメンタリーを手がけたアレックス・パーキンソン。本編を見れば分かる……潜水士たちの仕事や事故の描写など、全編、圧倒的なリアリティが貫かれており、息を呑む映像体験が味わえる。

●【そのクオリティに、全米が魅了された】
傑作「ゼロ・グラビティ」を彷ふつとさせる――公開されるや評価沸騰! 初登場2位のスマッシュヒット! 辛口映画批評サイトで観客91%支持!!画像7

ここで、鑑賞意欲を刺激し、さらにクオリティの高さを証明する“事実”を畳みかけていこう。

中心となるダイバーたちを豪華キャスト3人が演じている。「ラリー・フリント」「スリー・ビルボード」などでアカデミー賞に3度ノミネートされた名優、ウッディ・ハレルソンが経験豊富な最年長の潜水士・ダンカンを演じる。

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さらに、シム・リウ(「シャン・チー テン・リングスの伝説」)がストイックなデイヴ、フィン・コール(「ワイルド・スピード ジェットブレイク」)が極限状態に陥るクリスに扮し、迫真の芝居をスクリーンに刻んでいる。

「ゼロ・グラビティ」「ゼロ・グラビティ」

そんなキャスト陣の熱演と、傑作「ゼロ・グラビティ」を彷ふつとさせる映像体験は、全米ですぐさま話題沸騰。公開初週の興行収入ランキングで、「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」に次ぐ初登場2位という大ヒットスタートを切った。

さらに辛口映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、観客スコア91%(7月18日時点)の高評価をマーク! まさに興行面・批評面で成功した“信頼と実績の注目作”なのだ。

【どんどん本作が観たくなる…】最悪に次ぐ最悪の状況
が、没入感を促進する…連鎖するトラブルを先行公開!画像10

深海に取り残されたクリスは一体どうなってしまうのか? スリルの一端を味わってもらうために、連鎖するトラブルをご紹介。“深刻”な没入感をとくとご賞味あれ!

撮影のメイキング写真撮影のメイキング写真

[“最悪レベル”50%] 船のコンピューターシステムが故障 あろうことか暴風雨が接近しており、船が大幅に流されてしまう(潜水士が海底で作業中なのに…)

[“最悪レベル”100%] 船の移動で、潜水士・クリスの命綱がブチ切れ、真っ暗な深海に放り出される! 船との通信&酸素は遮断、緊急ボンベの残量は10分

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[“最悪レベル”200%] “命のタイムリミット”が迫るなか、救出を待つため、“合流ポイント”に戻らなければならないクリス 濃度100%の闇、方位計も故障、意を決して歩き出したのは“逆方向”…一体どうなる?

[“最悪レベル”300%] 一方の船では、自動操縦も故障… 危険な手動操縦に切り替えるが、超暴風雨で現状維持がやっと…クリスが待つ位置まで、急いで戻れ――!

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[“最悪レベル”無量大数%] 仲間の潜水士たちも、遭難現場に近付けない…あ、水中ドローンがあるじゃん! 遠隔操作して、クリスの体を移動させよう! が、体や潜水服を傷付けるリスクも…果たしてうまくいくか…!?

さらに最悪が止まらない、次々と襲う絶体絶命のピンチ! それでも、仲間たちは諦めない。クリスの運命は――? 劇場で“まさかの結末”を目撃せよ!【そして魅力はスリルだけじゃない!】ゾクッとくる
リアルな体感、チームの絆のアツさ…寒暖差がすごい!画像14

ここまで、スリリングな魅力を強調してきたが、それだけでは終わらないから本作はすごい……!

筆者(映画.com編集部員)が実際に観て痛感した“さらなる良さ”をご紹介して、記事を締めくくろう――ゾクゾクする展開とチームの絆のアツさが両方味わえる、「超絶ギャップ映画」だったのでとてもオススメだ!

●【寒:ゾクゾクする体感映画!】
呼吸が止まりそうな深海体験を、ぜひ大スクリーンの映画館で! そこは、想像を絶する世界。360度全方位の暗闇、酸素ボンベのカウントダウン、潜水士の荒い息遣い…画像15

まずは、背筋が凍るような、ゾクゾクする魅力から。至極当たり前のことだが、深海は宇宙空間と同じくらい、人類にとって未知の危険に満ちた、想像が全く追いつかない領域。開始30分ほどで、そのスリルが全身に襲いかかり、非日常の快感が駆けめぐった。

クリスとデイヴが降り立つ場所は、360度全方位の暗闇に包まれている。船のコンピューターシステムに異常が発生し、ふたりが作業を行う、マニホールドと呼ばれる構造物の明かりが消えたときの心細さといったら……! この暗闇に溶け込んでいきそうな感覚は、ほかでもない、映画館でしか味わえない極限感覚!

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さらに視界が奪われたことで際立つ、“音”の存在感も半端ない。クリスの荒い息遣いが耳元で感じられ、その奥から、深海特有の何とも形容しがたい、神秘的な音も聞こえてくる。そして酸素残量のカウントダウンも表示され、スリルが際限なく高まっていく……病みつきになりそうだ……。

この圧倒的な没入感は、製作チームのリアリティへの常軌を逸したこだわりの賜物だ。次第に、映画館の暗闇と静寂が、深海そのものになったように感じられる。類まれな深海体験――とことん、大スクリーンにこそ相応しい!

●【暖:チームの絆がアツかった!】
絶望不可避の状況…でも仲間の命を救うため、絶対に最後まで諦めない! 奮闘の感動と熱気が、深海の冷たさを吹き飛ばす!画像17

そして、深海の冷たさを吹き飛ばす勢いで、ここからの展開が超絶アツかった!

クリスが取り残された位置も分からず、酸素ボンベのタイムリミットが迫る、絶望不可避の状況。それでも、同じ潜水士のダンカン&デイヴ、そして船でミッションを遂行するメンバーは、絶対に最後まで諦めなかったのだ。

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なかでもデイヴ(シム・リウ)は、クリスの命綱が切れる直前に、「必ず戻ってくるから」と約束を交わすシーンが、短いながらも素晴らしい。ネタバレのため多くは語れないが、歯を食いしばって奮闘するデイヴの姿に、思わず涙……! 普段は不愛想でクールだが、誰よりも仲間のことを思っているツンデレキャラに、見事にハマってしまった。

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デイヴだけではなく、チーム全員が普段のやり方を変えなければ、“限界”を超えなければ、クリスの命は絶対に救えない。しかし、やはりそこには大きなリスクもあり、決断できずに躊躇する姿も、またどうしようもなくリアルで、胸が締めつけられた。

果たして、クリスが迎える結末とは――? ぜひ映画館で、衝撃のラストの目撃者になってほしい。

鑑賞後も「実話」である驚きと重みが心にどっしりと残るような、忘れられない映画体験になるはずだ。

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