その本の「はじめに」には、著者の「伝えたいこと」がギュッと詰め込まれています。この連載では毎日、おすすめ本の「はじめに」をご紹介します。今日は日経パソコン(編)の『
見る 読む 分かる IT&デジタル 重要キーワード[増補新版]
』です。
【はじめに】
IT(情報技術)やデジタルに関する言葉は、英語を基にしたカタカナ語であったり略語であったり、あるいは技術的な専門用語であったりと、とっつきにくくて意味がよく分からないものが多くあります。新聞や雑誌、インターネット上の記事を読んでいて、知らない言葉に戸惑うことも珍しくありません。
また、職場での打ち合わせや会議で「当社のDXを推進するにはどうすべきか」などと問われたとき、「DXって何でしょう?」と聞き返すようでは、恥ずかしいばかりか、周囲に一歩も二歩も後れを取ってしまいます。現代のビジネスは、ITやデジタルが推進していると言っても過言ではありません。世の中の動きやそれに関する会話・議論に付いていくためには、ビジネスパーソンとしての“常識”を身に付けておきたいものです。ITやデジタルに関する知識は、今や社会人の“教養”として必須になっています。
本書は、ITやデジタルの現状を把握するのに不可欠な言葉や用語をテーマごとに厳選。その意味や背景にあるトレンドなどをまとめました。話題のキーワードを詳解し、関連語や基本用語についても説明しています。索引を使って調べるだけでなく、先頭から、あるいは気になるテーマから順次読んでいくのもお勧めです。図表と併せて「見て読んで分かる」構成を心掛けました。ぜひお手元に置いてご活用ください。
日経パソコン編集部
【目次】