今週末の公開作品で、映画ファンから熱い視線が向けられているのはどんな映画?2025年9月19日(金)〜9月21日(日)に公開される新作から、MOVIE WALKER会員の「みたい」数(みたい映画としてユーザーが登録している数)を集計。368万人(※2025年9月現在)のMOVIE WALKER会員が「みたい!」と期待を寄せる5作品を、関連ニュースやムビチケ情報と合わせてご紹介します。今週のトップは『劇場版「チェンソーマン レゼ篇」』。

■1位はテレビシリーズからつながる『劇場版「チェンソーマン レゼ篇」』

『劇場版「チェンソーマン レゼ篇」』で“チェンソーマン”として蘇ったデンジが大活躍『劇場版「チェンソーマン レゼ篇」』で“チェンソーマン”として蘇ったデンジが大活躍 / [c] 2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト [c]藤本タツキ/集英社
悪魔の心臓を持つ“チェンソーマン”になった少年の活躍を描く、『劇場版「チェンソーマン レゼ篇」』が堂々1位を獲得。原作は、藤本タツキの同名コミックで、2022年にはアニメスタジオMAPPA制作のテレビシリーズが放送され、国内外で高い評価を得た。劇場版では、テレビシリーズの最終回からつながるエピソード「レゼ篇」が描かれる。主人公デンジ役の戸谷菊之介、マキマ役の楠木ともりらテレビシリーズのキャストが続投するほか、少女レゼを「鬼滅の刃」の上田麗奈が演じる。

『劇場版「チェンソーマン レゼ篇」』でデンジは、偶然出会った少女レゼに翻弄されていく『劇場版「チェンソーマン レゼ篇」』でデンジは、偶然出会った少女レゼに翻弄されていく / [c] 2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト [c]藤本タツキ/集英社
雇い主の裏切りにより命を落としたデンジだが、「チェンソーの悪魔」であるポチタとの契約により“チェンソーマン”として蘇り、マキマのスカウトで公安対魔特異4課に所属することに。憧れのマキマとのデートで浮かれているなか、雨宿りをしていた時、カフェで働く謎の少女レゼと出会う。

【写真を見る】主人公デンジ役の声優、戸谷菊之介の魅力を深掘りしたコラムも掲載中【写真を見る】主人公デンジ役の声優、戸谷菊之介の魅力を深掘りしたコラムも掲載中 / [c] 2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト [c]藤本タツキ/集英社
MOVIE WALKER PRESSでは、デンジ役を演じた戸谷菊之介の魅力を深掘りしたコラムをアップ。映画を観る前にぜひチェックしていただきたい。また、テレビシリーズのオープニングテーマ「KICK BACK」も話題となった米津玄師による劇場版の主題歌「IRIS OUT」にも熱い視線が注がれている。

『劇場版「チェンソーマン レゼ篇」』は9月19日(金)より公開『劇場版「チェンソーマン レゼ篇」』は9月19日(金)より公開 / [c] 2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト [c]藤本タツキ/集英社
本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典は、特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は9月18日(木)まで。

■2位は妻夫木聡ら豪華キャスト共演、大友啓史監督作『宝島』

2位は妻夫木聡ら豪華キャストが共演した『宝島』2位は妻夫木聡ら豪華キャストが共演した『宝島』 / [c]真藤順丈/講談社 [c]2025「宝島」製作委員会
第160回直木賞、第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞の三冠に輝いた傑作小説を、「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督が実写映画化した『宝島』が2位に。チームを牽引したのが、NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」の演出も担当した大友監督と、沖縄を舞台にした映画『涙そうそう』(06)に出演した主演の妻夫木聡で、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太ら豪華キャストも参加した。

『宝島』で妻夫木聡と広瀬すずが兄妹役『宝島』で妻夫木聡と広瀬すずが兄妹役 / [c]真藤順丈/講談社 [c]2025「宝島」製作委員会
沖縄がまだアメリカだった時代に、米軍基地から奪った物資を住民らに分け与えていた“戦果アギヤー”と呼ばれる若者たち。頼もしいリーダーである一番年上のオン(永山)を筆頭に、幼なじみのグスク(妻夫木)、レイ(窪田)たちは、ある日、大勝負となる基地襲撃に出る。ところがその日、オンは突然、消息を絶ってしまう。

『宝島』の東京プレミアに妻夫木聡、広瀬すずら豪華キャストが登壇!『宝島』の東京プレミアに妻夫木聡、広瀬すずら豪華キャストが登壇! / 取材・撮影/タナカシノブ
MOVIE WALKER PRESSでは、『宝島』東京プレミア舞台挨拶を取材。本イベントで、妻夫木は「誰かの人生や世界が変わるきっかけになれば」と、本作に懸けた熱い想いを訴えかけた。ほかにも、妻夫木、広瀬、窪田正孝の3ショットインタビューなど、様々な記事をアップ。

『宝島』は9月19日(金)より公開『宝島』は9月19日(金)より公開 / [c]真藤順丈/講談社 [c]2025「宝島」製作委員会
本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典は「ムビチケデジタルカード」と「オリジナルスマホ壁紙」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は9月18日(木)まで。

■3位は魚豊の連載デビュー作を劇場アニメ化した『ひゃくえむ。』

3位は松坂桃李と染谷将太が声優としてW主演を務めた『ひゃくえむ。』3位は松坂桃李と染谷将太が声優としてW主演を務めた『ひゃくえむ。』 / [c]魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会
「チ。−地球の運動について−」で手塚治虫文化賞マンガ大賞を史上最年少で受賞した新鋭、魚豊の連載デビュー作を、『音楽』(20)の岩井澤健治監督が劇場アニメ化した『ひゃくえむ。』が3位。松坂桃李と染谷将太が声優としてW主演を務め、“才能型”のトガシと“努力型”の小宮を演じる。

『ひゃくえむ。』で“才能型”のトガシと“努力型”の小宮が競いあっていく『ひゃくえむ。』で“才能型”のトガシと“努力型”の小宮が競いあっていく / [c]魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会
生まれつき足が速く、「友だち」も「居場所」も当たり前に手に入れてきた“才能型”のトガシが、辛い現実から逃れるため、夢中で走り続ける“努力型”の転校生、小宮に出会う。2人は放課後に練習を重ね、しだいに100m走を通してライバルとも親友ともいえる関係になっていく。数年後、天才ランナーとなったトガシの前に、トップランナーの一人となった小宮が現れる。

『ひゃくえむ。』は9月19日(金)より公開『ひゃくえむ。』は9月19日(金)より公開 / [c]魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会
本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典も「ムビチケデジタルカード」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は9月18日(木)まで。

■4位はベニチオ・デル・トロ主演、ウェス・アンダーソン監督最新作『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』

4位はベニチオ・デル・トロ主演のコメディ『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』4位はベニチオ・デル・トロ主演のコメディ『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』 / Courtesy of TPS Productions / Focus Features [c] 2025 All Rights Reserved.
『グランド・ブダペスト・ホテル』(13)のウェス・アンダーソンが監督を務めた、家族の絆と再生を描くコメディ『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』が4位にランクイン。ヨーロッパ屈指の富豪、ザ・ザ・コルダをオスカー俳優のベニチオ・デル・トロが、ザ・ザの疎遠だった修道女の娘、リーズルを、ケイト・ウィンスレットの娘で女優のミア・スレアプレトンが演じる。

ウェス・アンダーソン監督の最新作となる『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』ウェス・アンダーソン監督の最新作となる『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』 / [c]2025 TPS Productions, LLC. All Rights Reserved.
6度の暗殺未遂から生き延びた大富豪ザ・ザ・コルダは、大規模プロジェクト「フェニキア計画」の実現を目指していた。そんななか、とある妨害によって財政難となり、計画が脅かされる。ザ・ザは離れて暮らす修道女見習いの一人娘であるリーズルを後継者に指名。2人は、資金調達と計画推進、そしてリーズルの母の死の真相を求めて旅に出る。

『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』でヌバルおじさん役にベネディクト・カンバーバッチ『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』でヌバルおじさん役にベネディクト・カンバーバッチ / [c]2025 TPS Productions, LLC. All Rights Reserved.
MOVIE WALKER PRESSでは、徹底解説計画!『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』特集を展開中。映画ファンたちの感想コメントまとめや、アンダーソン監督作に精通した映画ライターによる解説記事など、様々な記事をアップ予定。

『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』は9月19日(金)より公開『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』は9月19日(金)より公開 / [c]2025 TPS Productions, LLC. All Rights Reserved.
本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典は「ムビチケデジタルカード」と「スマートフォン用壁紙」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は9月18日(木)まで。

■5位はスティーヴン・キングの短編小説を映画化したホラー『THE MONKEY/ザ・モンキー』

5位はジェームズ・ワンがプロデュースしたホラー映画『THE MONKEY/ザ・モンキー』5位はジェームズ・ワンがプロデュースしたホラー映画『THE MONKEY/ザ・モンキー』 / [c]2025 C2 MOTION PICTURE GROUP, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
スティーヴン・キングの短編小説「猿とシンバル」を基に、“不慮の死”を招く猿のおもちゃが引き起こす恐怖を描くホラー『THE MONKEY/ザ・モンキー』が5位。「ソウ」シリーズや『M3GAN/ミーガン』(22)など数々のヒット作を生みだしてきたジェームズ・ワンがプロデュースし、『ロングレッグス』(24)のオズグッド・パーキンスが監督と脚本を務めた。

スティーヴン・キングの短編小説をベースにした『THE MONKEY/ザ・モンキー』スティーヴン・キングの短編小説をベースにした『THE MONKEY/ザ・モンキー』 / [c]2025 C2 MOTION PICTURE GROUP, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
双子の少年ハルとビルは、父の遺品から、ドラムを叩く猿のおもちゃを見つける。その後、シッターと母親が不慮の事故で亡くなってしまう。2人が死ぬ前に猿がドラムを叩いていたことが関係しているのではないかと考えたハルは、おもちゃを切り刻んで捨てるも、気づくと元通りになっていた!

『THE MONKEY/ザ・モンキー』は9月19日(金)より公開『THE MONKEY/ザ・モンキー』は9月19日(金)より公開 / [c]2025 C2 MOTION PICTURE GROUP, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典は「ムビチケデジタルカード」。また、ムビチケ前売券(オンライン)を購入すると、もれなく「オリジナル壁紙」がプレゼント。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は9月18日(木)まで。

以上、みたい映画ランキング上位5作品をお届けしました。今週は、人気テレビアニメの劇場版や、沖縄が舞台の感動超大作、映画ファン必見のアート系作品など、充実のラインナップとなりました。9月後半でも残暑がかなり厳しいので、気になる話題作を観に、涼しくて快適な映画館へお出かけください。

文/山崎伸子

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