本書は、先に刊行した『司法書士が全部教える「一人一法人」時代の会社の作り方【基本編】』の続編にあたります。前編では、会社設立の流れや必要な手続きといった基礎知識を中心にお伝えしました。

いまでこそ資本金1円から会社を作ることができますが、当時は株式会社を作るには最低資本金として1000万円が必要で、知識や人脈・資力が十分でない個人が自力で設立までこぎつけるのは簡単ではありませんでした。会社を立ち上げることは、一部の限られた人だけが挑む特別な出来事だったのです。

しかし今では、制度や環境の整備により、会社設立はより身近なものとなり、柔軟なキャリア形成や事業拡大の手段として活用できる時代になりました。

設立後には、資金調達や補助金制度の活用、経営体制の整備、そして専門家やネットワークとの連携など、会社の可能性を大きく広げる“応用力”が求められます。こうしたスキルや知識を身につけることで、変化の多い環境でも安定と成長を同時に実現できるようになります。

本書では、設立経験の有無に関わらず、会社をより強く、しなやかに運営していくための具体策を解説します。

第1章では、設立時の判断によってその後の成長を左右する「基本事項の決定」を整理し、第2章では「失敗を避けるための10のポイント」を実務的な視点から提示します。さらに第3章では、会社経営を後押しする各種制度や法的メリットを網羅し、すぐに活用できる実践的な内容としてまとめました。

実践編で得られる知識は、単なる情報ではありません。あなたの意思決定を後押しし、事業を継続・拡大していくための“武器”となります。

さあ、次のステージへ踏み出す準備を始めましょう。

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