
        NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」新キャストの(右から)津田健次郎、井上芳雄、くっきー!(くっきー!の写真は(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.)
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NHKは15日、現在放送中の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜後8・00)の新キャストに俳優・声優の津田健次郎(54)、お笑いコンビ「野性爆弾」くっきー!(49)、俳優の井上芳雄(46)を発表。津田とくっきー!は初の大河ドラマ出演となる。
江戸の大ベストセラー「南総里見八犬伝」を書いた異才の戯作者・滝沢瑣吉(のちの曲亭馬琴)役を演じる津田は「大河ドラマに初めて出演させて頂く事になり、とても光栄です」と喜び。「瑣吉という個性の強い役を演じさせて頂く事に、江戸の偉人達と交わって物語を紡いでいく事にワクワクしております。先ずは瑣吉を、掘り下げ、広げ、魅力的な人物に立ち上げられるように頭と体を回転させていこうと思います」と語った。「王道を大切にしながら、脇にも逸れ、行ったり来たり七転八倒しながら『べらぼう』の世界を楽しみたいと思います」と意気込んだ。
のちの葛飾北斎である勝川春朗(かつかわしゅんろう)役を演じるくっきー!は「光栄中の鬼光栄で御座います。由緒ど真ん中っしゃん」とコメント。「出れるだけで誉にもかかわらず若かりし頃の葛飾北斎とな。春朗を完全に憑依させ心身ともにブリバリ状態で取っ掛らせていただきます。うれしいと言うよ…うれしい」とちゃめっ気たっぷりに語った。
重田貞一(のちの十返舎一九)役の井上芳雄は「おんな城主 直虎」(2017)以来、2度目の大河ドラマ。「一九は名前や作品こそ有名ですが、どんな人物だったかというのはあまり知られていないので、私自身とても興味があります」とした上で「また、彼は日本初の職業作家だったという話もあるそうで、その才気とエネルギーをしっかりお伝えしたいです」と決意。「この『べらぼう』には、普段一緒にミュージカルをやっている仲間もたくさん出演していて、NHKさんにはもう感謝しかありません」とし「慣れない和物の世界ではありますが、自分自身も楽しんで演じられますように」と願いを込めた。
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