音楽レーベル PANAMが生誕55周年を迎えたことを記念し、同レーベルからリリースされた楽曲を様々なアーティストのリメイクカバーで次世代に歌い継いでいく企画『PANAM 55/100 SUPER SONG COVERS』をスタート。第1弾として、藤井フミヤの歌唱でかぐや姫の「僕の胸でおやすみ」を9月17日にリリースする。
同曲は、山田パンダ(名義は山田つぐと)による作詞作曲で、「神田川」より2カ月早くリリースしており、かぐや姫として初めてオリコンチャートにランクインした一曲。今作には、オリジナルアーティストでもある南こうせつがゲストボーカルとして参加する。
今回のカバーについて、南こうせつは「かぐや姫は日本のフォークソングの走りの頃だったのですが、次の世代でチェッカーズとか新しいジャンルがドンドン生まれてくるんですけど、普通は先輩は嫌われるんですよね。後輩たちはあれを追い越してやろうとかあれが迷惑だとか言って出てくるもんなんです。だからフミヤが歌ってくれるというのはめちゃくちゃ嬉しかった。」とコメントしている。
さらに藤井フミヤは、「中学生の頃はよくかぐや姫は聴いていたし、実は生まれて初めてギターで弾けるようになった曲はかぐや姫の「妹」で、Fのコードが弾けるようになったのは「妹」からなんです。」とコメント。また、まだレコードを買えない小学生の頃、ラジオからカセットテープに録音していたのはフォークソングだったと言い「思い出深いのは「22才の別れ」を聞いてなんて大人っぽい世界なんだろう、どんなに大人なんだろう22歳って、って思ったけど、自分が22歳になったときに、まだまだ子供だったんだな、って思った。」と笑った。
南こうせつ×藤井フミヤ スペシャル対談!
同企画では、10月にはGOOD BYE APRILと南佳孝が参加し、鈴木茂の「LADY PINK PANTHER」のカバーをリリース。11月には、鈴木実貴子ズとBLACK BOTTOM BRASS BANDがたま「さよなら人類」を、12月にはイルカの「なごり雪」をsetaの歌唱でリリースする。
なお、同企画の総合プロデューサーは佐橋佳幸が務め、サウンドプロデューサーは、佐橋とDr.kyOnによるユニット Darjeeling(ダージリン)が担当。レーベルによると、2026年1月以降も毎月リリースの計画が進行しており、長期間に渡る企画になるとのことだ。

「僕の胸でおやすみ」
■リリース情報
『PANAM 55/100 SUPER SONG COVERS』
「僕の胸でおやすみ」
9月17日(水)リリース
原曲:かぐや姫(1973年発表)
歌唱:藤井フミヤ with 南こうせつ
Pre-add/Pre-save:https://lnk.to/pre_bokunomunedeoyasumi
10月8日「LADY PINK PANTHER」
原曲:鈴木茂(1967年発表)
歌唱:GOOD BYE APRIL with 南佳孝
11月5日「さよなら人類」
原曲:たま(1990年発表)
歌唱:鈴木実貴子ズ with BLACK BOTTOM BRASS BAND
12月3日「なごり雪」
原曲:かぐや姫(1974年発表)
歌唱:seta with Darjeeling
■関連リンク
PANAM YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@panamlabel
