“水10”「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」への出演が決定した小池栄子(C)フジテレビ
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 稀代のヒットメーカー・三谷幸喜氏(64)が25年ぶりにゴールデン・プライム帯(午後7~11時)の民放連続ドラマの脚本を手掛けるフジテレビ“水10”「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(10月1日スタート、水曜後10・00)に、女優の小池栄子(44)が出演することが決定した。第1話のキーパーソンとなるダンサー・いざなぎダンカン役。2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で北条政子役を体現するなど、三谷氏脚本作品の常連。「三谷さんの描く久しぶりの連ドラに濃い役者さんたちが揃い、しかも自分が好きな80年代の東京が舞台。ワクワクしながら参加しました」とコメントした。

 小池をはじめ、「鎌倉殿の13人」からは菅田将暉、市原隼人、秋元才加、菊地凛子、坂東彌十郎、シルビア・グラブ、野添義弘、佳久創の出演が決定している。

 1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷氏の半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリー。民放GP帯の連ドラ脚本は00年7月期のフジテレビ木曜劇場「合い言葉は勇気」以来となる。主演は菅田、共演は二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波らと豪華キャストが顔を揃えた。

 菅田は成功を夢見る演劇青年・久部三成役、二階堂はミステリアスなダンサー・倖田リカ役、神木は“三谷青年”をモチーフにした新人の放送作家・蓬莱省吾役、浜辺は渋谷にひっそりと佇む八分(はっぷん)神社の巫女・江頭樹里役を演じる。

 今作は、千葉県茂原市の広大な敷地に巨大なオープンセットを建設して撮影。近年の連ドラとしては、類い稀な試みに、小池も「作品のためだけに造られたオープンセットに感動し、役者・スタッフの熱量に心震えました。どうぞお楽しみに!」とアピールした。

 小池の参戦に、同局の金城綾香プロデューサーは「第1話から抜群の存在感を放ってくださいました。スタッフも大変魅了され、楽しい撮影をご一緒させていただきました」と感謝。当時の渋谷を再現したオープンセットを背景に、総勢24人の豪華キャストが集結したポスターも完成した。
 

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