インディーゲーム制作チーム・Chilla’s Art(チラズアート)制作ホラーゲーム『夜勤事件』の実写映画化が決定した。

公開は2026年を予定。監督は「きさらぎ駅」シリーズなどを手がけてきた永江二朗さんがつとめる。

発表に際し、本作の先行映像もYouTubeで公開。また、Chilla’s Artと永江二朗さんからのコメントも到着した。

空前のブームを巻き起こした短編ホラゲ『夜勤事件』

『夜勤事件』は2020年2月、Steamで配信がスタートしたホラーゲーム。40分程度でエンディングを迎える短編作品ながら、マルチエンディングを採用しているのが大きな特徴。

サクッと遊べるボリュームながら、リアルなコンビニの描写、画質の粗さにも起因する不気味さ、突如襲いかかる恐怖演出など、ホラーゲームのエッセンスを詰め込んだ作風は大きな話題に。

にじさんじ・月ノ美兎さんの『夜勤事件』実況プレイ

ゲーム実況者やVTuberがこぞって配信する一大ブームを巻き起こし、YouTubeの実況動画の総再生数6,000万回以上を記録(※2025年8月28日現在)。人気ホラーゲームとしてその名を知らしめた一作だ。

不穏すぎるあのコンビニが実写化 すでに怖い

9月12日には、映画のティザーポスターと、作風を伝える特別映像が先行公開。

いずれも、原作ビジュアルをモチーフに作られた、夜のコンビニが中心となって描かれている。

映画『夜勤事件』ティザーポスター

特別映像は30秒にも満たない短い映像だが、蛍光灯の明滅や、ラストに差し込まれる入店音など、原作の不穏さは存分に詰め込まれている。映画の雰囲気を感じ取れるはずだ。

フリーライター・編集者。1991年生まれ、東京都出身。早稲田大学 文化構想学部卒。
VRとVTuberがきっかけで執筆活動を開始し、Webエンジニアを経て、2022年に独立。XR/VTuber/ソーシャルVR(メタバース)/AIを中心に取材・執筆活動を行っている。
プライベートではVRChatに入り浸る。プレイ時間は4000時間程度。

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