今週末の公開作品で、映画ファンから熱い視線が向けられているのはどんな映画？2025年9月12日(金)〜9月14日(日)に公開される新作から、MOVIE WALKER会員の「みたい」数(みたい映画としてユーザーが登録している数)を集計。368万人(※2025年9月現在)のMOVIE WALKER会員が「みたい！」と期待を寄せる5作品を、関連ニュースやムビチケ情報と合わせてご紹介します。今週のトップは『ブラック・ショーマン』。
■1位は「ガリレオ」シリーズの名タッグ再び！福山雅治主演×東野圭吾原作のミステリー映画『ブラック・ショーマン』
『ブラック・ショーマン』で元マジシャンの神尾武史役に福山雅治 / [c]2025映画『ブラック・ショーマン』製作委員会
東野圭吾によるミステリー小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を、福山雅治主演で映画化した『ブラック・ショーマン』がぶっちぎりの1位を獲得。福山、有村架純のほか、成田凌、生田絵梨花、森崎ウィン、生瀬勝久、仲村トオルらが共演し、監督は「コンフィデンスマンJP」シリーズの田中亮が務めた。
『ブラック・ショーマン』で神尾武史の姪、神尾真世役に有村架純 / [c]2025映画『ブラック・ショーマン』製作委員会
ラスベガスで名を馳せるほどの卓越したマジックの腕と、巧みな人間観察能力を持つ元マジシャンの神尾武史(福山)。彼は金にシビアで、息を吐くように嘘をつく。ある日、彼の姪である神尾真世(有村)が何者かに実父を殺されたことをきっかけに、武史と真世がバディを組み、殺人事件の解決に向けて奔走していくことに。
【写真を見る】福山雅治、有村架純ら豪華キャストが登壇したレッドカーペットイベント / 撮影/成田おり枝
MOVIE WALKER PRESSでは、『ブラック・ショーマン』のレッドカーペットイベントを取材。原作者の東野が、本作の仕上がりとともに、難易度の高いマジックに挑戦した福山のプロ意識を絶賛し、福山が心から感謝するという一幕も。
『ブラック・ショーマン』は9月12日(金)より公開 / [c]2025映画『ブラック・ショーマン』製作委員会
本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典は、特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は9月11日(木)まで。
■2位は山田裕貴、古田新太共演で、歴史ノンフィクションを映画化した『ベートーヴェン捏造』
2位は山田裕貴、古田新太共演の『ベートーヴェン捏造』 / [c]2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates and Shochiku Co., Ltd. All Rights Reserved.
19世紀ウィーンで巻き起こる音楽史上最大のスキャンダルの真相に迫った、かげはら史帆による歴史ノンフィクションを、まさかの日本で実写映画化した快作『ベートーヴェン捏造』が2位。山田裕貴、古田新太共演で、バカリズムが脚本を務め、『かくかくしかじか』(25)の関和亮がメガホンをとった。
『ベートーヴェン捏造』でベートーヴェンの秘書、シンドラー役に山田裕貴 / [c]2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates and Shochiku Co., Ltd. All Rights Reserved.
耳が聞こえないという難病に打ち克ち、歴史に刻まれる数多くの名曲を遺した音楽家ベートーヴェン(古田)。だが彼の実際の姿は、下品で小汚いおじさんだった！彼の秘書、シンドラー(山田)は、どん底にいた自分を救ってくれたベートーヴェンを守りたい想いから、彼の死後、“聖なる天才音楽家”という崇高なイメージを仕立て上げていく。
『ベートーヴェン捏造』は9月12日(金)より公開 / [c]2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates and Shochiku Co., Ltd. All Rights Reserved.
本作のムビチケ前売券(オンライン)購入特典も「ムビチケデジタルカード」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は9月11日(木)まで。
■3位は人気シリーズ最新作『映画キミとアイドルプリキュア♪ お待たせ！キミに届けるキラッキライブ！』
3位は不思議な島が舞台となる『映画キミとアイドルプリキュア♪ お待たせ！キミに届けるキラッキライブ！』 / [c]2025 映画キミとアイドルプリキュア♪製作委員会
「プリキュア」シリーズ22作目の劇場版『映画キミとアイドルプリキュア♪ お待たせ！キミに届けるキラッキライブ！』が3位にランクイン。「ひろがるスカイ！プリキュア」の小川孝治が監督を務め、咲良うた役の松岡美里、蒼風なな役の高橋ミナミ、紫雨こころ役の高森奈津美、プリルン役の南條愛乃、メロロン役の花井美春ら声優陣が続投した。
うたたちが過去へと飛ばされてしまう『映画キミとアイドルプリキュア♪ お待たせ！キミに届けるキラッキライブ！』 / [c]2025 映画キミとアイドルプリキュア♪製作委員会
ある日、うたたちは珊瑚の妖精トットに招かれ、アイアイ島と呼ばれる不思議な島で開催される、“スーパーミラクルアイドルフェスティバル”に出演することに。ロボットや動物など、様々なアイドルが集まる会場でフェスが開演しようとした時、突然、謎の怪物が現れ、会場はパニックに！さらにうたたちは過去に飛ばされてしまう。
『映画キミとアイドルプリキュア♪ お待たせ！キミに届けるキラッキライブ！』は9月12日(金)より公開 / [c]2025 映画キミとアイドルプリキュア♪製作委員会
本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典は「ムビチケデジタルカード」。また、ムビチケ前売券(オンライン)を購入すると、もれなく「映画オリジナルスマホ壁紙」をプレゼント。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は9月11日(木)まで。
■4位は伊藤沙莉がラム酒作りに情熱を燃やす主人公を演じる『風のマジム』
4位は伊藤沙莉主演、実話ベースの小説を映画化した『風のマジム』 / [c]2025 映画「風のマジム」 [c]原田マハ／講談社
原田マハの同名小説を、伊藤沙莉主演で映画化した『風のマジム』が4位にランクインした。本作は、沖縄のサトウキビで特別なラム酒を作ろうとビジネスを立ち上げた金城祐子の実話をベースにした物語。監督は本作がデビュー作となる芳賀薫が務め、染谷将太、シシド・カフカ、滝藤賢一、富田靖子、高畑淳子らが共演する。
『風のマジム』で至高のラム酒作りを目指す伊波まじむ役に伊藤沙莉 / [c]2025 映画「風のマジム」 [c]原田マハ／講談社
伊波まじむ(伊藤)は、那覇で豆腐店を営む祖母カマル(高畑)と母サヨ子(富田)と暮らしながら、通信会社、琉球アイコムの契約社員として働いている。いつも祖母と一緒に通うバーで、ラム酒の魅力に取り憑かれたまじむは、その原料がサトウキビだと知る。まじむは社内ベンチャーコンクールで、南大東島産のサトウキビからラム酒を作る企画で応募するが、それはやがて家族、会社、島民をも巻き込む一大プロジェクトへと発展していく。
『風のマジム』は9月12日(金)より公開 / [c]2025 映画「風のマジム」 [c]原田マハ／講談社
本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典も「ムビチケデジタルカード」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は9月11日(木)まで。
■5位は西島秀俊×グイ・ルンメイ×真利子哲也監督のヒューマンサスペンス『Dear Stranger／ディア・ストレンジャー』
5位はオールNYロケのヒューマンサスペンス『Dear Stranger／ディア・ストレンジャー』 / [c]Roji Films, TOEI COMPANY, LTD.
西島秀俊と、台湾の国民的女優、グイ・ルンメイが共演し、「宮本から君へ」シリーズの真利子哲也監督がメガホンをとったヒューマンサスペンス『Dear Stranger／ディア・ストレンジャー』が5位に。本作はオールNYロケが敢行された。
『Dear Stranger／ディア・ストレンジャー』で西島秀俊とグイ・ルンメイが共演！ / [c]Roji Films, TOEI COMPANY, LTD.
ニューヨークで暮らす日本人の賢治(西島)と、アジア系アメリカ人の妻ジェーン(ルンメイ)は、仕事や育児、介護と日常に追われ、余裕のない日々を過ごしていた。ある日、幼い息子が誘拐され、殺人事件へと発展する。悲劇に翻弄されるなか、夫婦間の溝が深まっていく。
『Dear Stranger／ディア・ストレンジャー』は9月12日(金)より公開 / [c]Roji Films, TOEI COMPANY, LTD.
本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典は「ムビチケデジタルカード」と「スマホ待受け画像」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は9月11日(木)まで。
以上、みたい映画ランキング上位5作品をお届けしました。今週は、福山雅治×東野圭吾の名タッグ作や、ユニークな歴史フィクションの映画化作品、人気アニメシリーズ最新作、心に響く人間ドラマなど、充実のラインナップとなりました。まだまだ残暑が厳しいですが、気になる話題作を観に、涼しくて快適な映画館へお出かけください。
文/山崎伸子