岩崎宏美
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歌手の岩崎宏美(66)が、30日放送のTBSラジオ「テリー伊藤 昭和モーレツ天国」(土曜後3・00)に妹で歌手の良美(64)とゲスト出演し、昭和芸能界のエピソードを語った。
75年にデビューし、圧倒的な歌唱力を武器に「ロマンス」「シンデレラ・ハネムーン」「聖母たちのララバイ」など数々のヒットを飛ばした。良美は80年、姉の後を追うように歌手デビューし、同年にはNHK紅白歌合戦にそろって出場。姉妹同時出演は、紅白史上初だった。良美は後に大人気アニメ「タッチ」の主題歌が大ヒットした。
良美は芸能界当初、NGにしていた仕事があった。それは水着仕事だという。「恥ずかしくて嫌でしたね」と話すと、宏美が「そんなわがままなこと、私の時代は通りませんでしたよ」と告白。「そんなの問答無用でやらされてましたよ」とも明かした。
当時の人気タレントは、テレビ各局がこぞって企画した水泳大会に出演するのが通例。神奈川・大磯ロングビーチなどのレジャープール施設に集まり、プールの上でのアトラクションに参加したり、その合間に水着姿で歌うといった番組だった。
デビュー当初から本格派歌手の地位を築いた宏美も、参加した経験がある。「そんなの問答無用でやらされてましたよ」と打ち明け、初出演の思い出を語った。「初めて出た大磯ロングビーチで、胸が出ちゃう人がいて。それを初めて見た時、自分の担当の市原さんというマネジャーさんのところに飛んで行って、“市原さん!あの方、胸が出てるので教えてあげて下さい”って私、言ったんです」。
騎馬戦などの企画で、もみ合っている間に水着が脱げ、出演者の胸がポロリするといった“ハプニング”は、当時の“水泳大会あるある”でもあった。その大半が、セクシー女優などだった。テリー伊藤が「そういう(脱げる)担当の人がいたんですよね」と語ると、宏美は「そんなのも知らなかった」と振り返っていた。
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