タカラトミーは開催中の「東京おもちゃショー 2025」に、「うまれて!ウーモ ジュラシック・ワールド T-レックスエッグ」を出展した。お世話ができるペットロボットが卵から生まれるおもちゃが、劇場用映画「ジュラシック・ワールド」とコラボし、リアルな卵からT-レックスが誕生する。

「うまれて!ウーモ ジュラシック・ワールド T-レックスエッグ」。発売中(7月26日発売)。価格は12,998円

 卵を所定の手順でお世話をすると、その中からペットが生まれてくる「うまれて!ウーモ」シリーズ。これまでは実在しない妖精のようなペット生まれてくるものがほとんどだったが、この「T-レックスエッグ」はその名の通り、恐竜のT-レックスの子どもが生まれてくるというもの。

タカラトミーブースでは孵化装置のような器具の中でディスプレイで展示されていた

これがパッケージから出した状態の「T-レックスエッグ」。かなり大きいが、質感は映画で見た恐竜の卵のイメージとなっている

 おもちゃショー会場では、その孵化シーンのデモンストレーションが行われた。商品は全長40cmほどの恐竜の卵の形をしていて、卵を所定の手順で取り出して、殻をノックすると卵が揺れたり中から声が出たりする。ノックを続けるとやがて卵が割れて、T-レックスが顔を出して生まれるという仕組みだ。

卵をノックすると動きながら少しずつ殻が割れていく

T-レックスが顔を出した

完全に頭を出した状態で孵化完了となる。このときもちゃんと動いている

卵の殻の内側は粘着質な素材で作られていて、触るとベタベタしている。繊維状の膜は生まれるときのT-レックスに絡みついていることも

【タカラトミー「うまれて!ウーモ ジュラシック・ワールド T-レックスエッグ」、T-レックス誕生の瞬間をカメラが捉えた!】

 生まれたT-レックスはペットロボットとしてコミュニケーションをして遊ぶことが可能で、内蔵されたセンサーによるスキンシップや、付属のエサや「クリッカー」という道具で世話をすれば仕草が大人になっていく。感情は目の色でわかるようになっていて、赤く光ったときは凶暴な状態なので、なだめることが必要になる。生まれた後のT-レックスはよく動いて可愛く、「だるまさんが転んだ」など一緒に遊ぶための5種類のゲームモードも内蔵していて、楽しく遊べるのはないだろうか。

生まれたT-レックスはペットロボットとしてコミュニケーションが可能だ

エサや、クリッカーの音などに反応したりする

【タカラトミー「うまれて!ウーモ ジュラシック・ワールド T-レックスエッグ」、生まれたばかりのT-レックスのアクション】

 孵化のアクションはこれまでのシリーズと同様、最初だけのものとなるが、卵の殻は保存用のケースやディスプレイ台として使えるそう。電池は孵化用に単3電池3本が内蔵されていて、生まれた後にペットロボットとして遊ぶときは、新しい電池に交換する仕様とのことだ。

卵の殻は一部を取り外してディスプレイ台として使える

 これまでの「うまれて!ウーモ」シリーズとはちょっと毛色の違ったこの「T-レックスエッグ」。ユーザーの幅もさらに広がるのではないだろうか。おもちゃショーの会場でも、孵化のデモンストレーションが行われているので、ぜひその様子を見ていただきたい。

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