初回に450フィートの特大46号、第3打席で47号、第4打席も48号
【MLB】フィリーズ ー ブレーブス(日本時間29日・フィラデルフィア)
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衝撃の一発が飛び出した。フィリーズのカイル・シュワーバー外野手が28日(日本時間29日)、本拠地で行われたブレーブス戦の初回第1打席で46号を放った。ドジャース・大谷翔平を抜き、ナ・リーグ本塁打王争いでトップに浮上。その後も猛打が止まらず驚異の1試合3発。米ファンからは「シュワーバーがMVPに近づいてる!」との声も上がっている。
「2番・指名打者」で先発したシュワーバーは第1打席、クォントリルのカーブを捉え、450フィート(約137.1メートル)の一発を放った。7試合ぶりアーチに本拠地は熱狂。しかし、序章に過ぎなかった。8-3で迎えた4回は左腕コックスのカーブを右翼席へ。35度の高弾道アーチだった。さらに5回、今度はコックスのボール球を片手で振り払うような形だったが、左翼席へ放り込み、46→47→48号の大暴れだった。
あまりに衝撃的な活躍に米ファンも興奮が収まらないようだ。「MVP! MVP!」「誰にも止められない」「ナ・リーグトップだ……ナ・リーグMVPも獲得するだろう」「気が狂ったと思われるでしょうが、シュワーバーが2025年のナ・リーグMVPをかっさらうかも。そう言える唯一の理由は、オオタニに対する投票者の『疲れ』が起きる可能性があるからです」「彼にMVPをあげないわけないよね?」と、MVPを主張する声が上がっている。
25日(同26日)にMLB公式が発表した最新のMVP模擬投票では、37人の投票者のうち34人が大谷を1位に、2人がシュワーバーと“大差”がついていた。一方で米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組「MLBトゥナイト」のアナリストを務める元ブルワーズのダン・プリーザック氏は1位にシュワーバーを選出するなど、32歳大砲を“推す”声も少なくない。48本塁打に加え、116打点はメジャートップに立つなど、2冠王になったシュワーバー。今後の打棒にも注目したい。
(Full-Count編集部)