2025年8月26日

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鑑賞方法:映画館

スピンオフ作品を面白くするのはなかなか大変だと思う。オリジナルを超えることは難しいし、世界観をあまりいじることもできない。でも、オリジナル作品のファンを喜ばす演出も必要となる。
そういう意味で本作はなかなかいいバランスの映画になっていたと思う。ジョン・ウィックの世界観を使いながら、うまいこと新たな復讐劇を作り上げた感じ。やはり主演のアナ・デ・アルマスが素晴らしい。「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」の見習いエージェント役だったのが、「グレイマン」での活躍から本作のイヴへ(製作時期はグレイマンの方が後だと思うが役のイメージとしてそんな過程をイメージしてしまう)。素晴らしい成長ぶり。スタントの人がほとんど演じていたとはいえ、とてもカッコいいアクションだった。
本作の面白さはあの教団の村だと思う。おとなしそうな住民たちが次々と襲いかかってくるあの設定がいい。どんだけ殺すんだ!殺し方が結構エグくて少し笑ってしまった(いい意味で)。火炎放射器を使うシーンも思ったよりも長くて楽しめた。アクション最高だな。
ただ、話としてはちょっと微妙。深みみたいなものを求めているわけではないからあまり問題ではないが、やや物足りなさを感じた。ジョン・ウィックとの絡みがちゃんとしていたのはよかった。これは次作で再び2人が絡むことを期待してしまう。

kenshuchu

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バレリーナ The World of John Wick

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