オダギリジョー
Photo By スポニチ
俳優オダギリジョー(49)が、10日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演し、映画とテレビの違いについて語った。
カンヌ、ベルリン、ベネチアの世界3大映画祭への出品作に数々の出演を誇るオダギリ。メジャー作品にはほとんど出ないという出演作の選び方は独特で、その条件として、脚本、監督、プロデューサー、共演者の4つを挙げた。
すると、インタビュアーの予備校講師・林修氏から「この人と一緒にやりたくない人は?」と、意地悪な質問を投げかけられた。オダギリは「めっちゃくちゃいますよ。やっぱりここで名前は挙げられないですけど」と返答。大物俳優2人の名を挙げたが、音声はかき消され、スタジオには笑いが起きた。
作品選びには強いこだわりを持つ。現場での衝突の有無について聞かれると、「映画の場合はあまりないんですよ」と答えた。「映画は脚本があって、脚本でオファーをいただいて、やるかやらないかなので、ある程度、想像できている世界」。納得ずくで出ているというのが、その理由という。
テレビドラマは、映画とは制作プロセスがまるで違う。脚本を見てから出演を決めることが多い映画と違い、ドラマはオファーを受けてから脚本が届き、連ドラなどは各話の撮影ギリギリに届くこともザラ。「自分がよくやっていたころのテレビドラマって、次の本が全然上がってこないんですよ。上がってきたら、まったく自分が思っていたものと違うというのが来て、こんなんだったら受けてないわみたいなのが来るんですよ。それで腹立っちゃうし」と不満を口にした。
ドラマ界の力関係や製作者魂にも、思うところがあるという。「テレビドラマって、だいたいプロデューサーが強いんですよ。映画は監督のものなんですけど、テレビドラマはどちらかというとプロデューサーのもの」と持論を口にし、「どちらかというと、監督は自分の意見を持っていない方が多くて、そこに僕はイライラしちゃって」と本音を漏らした。
オダギリが制作サイドに演出の提案をすることもあったという。「僕がその監督に“ここはこうした方がおもしろくないですか?”とか言っても、プロデューサーのご機嫌ばかりうかがっているんですよ。サラリーマンの性というか」と失望感を口にした。
「映画監督って1本失敗したら次が撮れないという。覚悟の持ち方の違いに、めちゃめちゃ腹立っちゃうんですよ」。さらに「打ち上げでとことんケンカしたことがありますよ」ともぶっちゃけると、スタジオからどよめきが起きた。
林氏から「結論としては、テレビ局員はあんまり好きじゃないということでよろしいでしょうか?」と直球質問が飛ぶと、オダギリは「まあ、正直そうですね」と笑わせていた。
続きを表示