【背筋×梨 だからホラーを書く】『恐怖心展』『1999展』体験型イベントも超話題、二人が目指すゴール|モキュメンタリーはなぜ人を惹きつける?|やっぱりホラーは特別
★チャンネル登録&高評価お願いします★
www.youtube.com/@Bungeishunju
▼『令和最恐ホラーセレクション クラガリ』2025年8月5日発売
(背筋、澤村伊智、梨、コウイチ、 はやせやすひろ✕クダマツヒロシ、栗原ちひろ著/文春文庫)
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167924003
★後編は8月6日(水)7時に公開予定です。
〈番組概要〉
作家と本の世界を紐解く「+BOOK TALK」。今回のゲストはホラー作家の背筋さん、梨さんです。
背筋さんは、話題作『近畿地方のある場所について』がこの夏ついに映画化。梨さんは、『かわいそ笑』をはじめとする小説で活躍、さらに東京・渋谷で開催中の体験型展覧会『恐怖心展』も話題沸騰中!
そんな2人の持ち味が炸裂したのが今夏発売『令和最恐ホラーセレクション クラガリ』(文春文庫)。本アンソロジーが生まれた必然と、2人の「怖さ」への執着から偏愛作品まで「ホラー作家の超リアル」を洗いざらい語り尽くした白熱対談です。
〈目次〉
00:00 オープニング
02:47 本編開始
02:55 背筋さん『近畿地方のある場所について』
05:10 梨さんの経歴について
06:25 今夏展開される様々な展示イベント
12:38 バミューダ3が作るホラー展示
15:46 そもそも「モキュメンタリー」とは
19:40 モキュメンタリーが読者にもたらす効果
24:57 ホラーの楽しみ方
→後編に続く…。
〈ゲスト〉
背筋|作家
2023年、『近畿地方のある場所について』でデビュー。同作は『このホラーがすごい! 2024年版』国内編第1位獲得。25年8月、映画公開(監督:白石晃士)。他の著書に『穢れた聖地巡礼について』『口に関するアンケート』がある。
梨|作家
インターネットを中心に活動するホラー作家。2022年、『かわいそ笑』で書籍デビュー。「その怪文書を読みましたか」「行方不明展」「恐怖心展」等展覧会の企画から、イベント・テレビ番組「祓除」構成、映像作品「マルクト情報テレビ」 「マルクト ~あなた、誰ですか?~」 原案・監修、漫画『コワい話は≠くだけで。』原作など、多方面で活躍。他の著書に『ここにひとつの□がある』『お前の死因にとびきりの恐怖を』『自由慄』『6』や、『つねにすでに』(株式会社闇との共著)、謎解きゲーム集『5分間リアル脱出ゲーム おしまい』(SCRAPとの共著)などがある。
〈ゲストMC〉
浅井愛|文春文庫部
2014年、文藝春秋に入社。「別冊文藝春秋」編集長を経て、現在、文春文庫部。森見登美彦、小川哲、一穂ミチ、有栖川有栖など文芸作家を多数担当。
〈MC〉
小田竜ダニエル |文藝春秋PLUS編集部
1998年、神奈川県横浜市出身。2022年4月に株式会社文藝春秋に入社し、「週刊文春」編集部に配属。2024年7月に「文春オンライン」編集部、同年12月に「文藝春秋PLUS」編集部。イギリスと日本のハーフでYMO、電気グルーヴのファン。
「1999展―存在しないあの日の記憶―」:〜9月27日(土) @六本木ミュージアム
『文庫版 近畿地方のある場所について』:現在発売中
映画『近畿地方のある場所について』:8月8日(金)より全国の映画館にて上映
「恐怖心展」:〜8月31日(日) @渋谷BEAM4階 / BEAMギャラリー
「行方不明展 大阪」:~9月28日(日) @谷口悦第2ビル1階
「思弁的な音楽 / 物語派」in「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」:~10月13日(月) @ルクア大阪 ※時期により放映作品が異なります。梨さんの作品は、9/13(土)~10/13(月)に公開予定です。
【視聴者アンケートのお願い】
所要時間は約2~3分。ご回答者には抽選でプレゼントを差し上げます。
*アンケート回答はこちら⇒ https://form.bunshun.jp/webapp/wish/org/showEnquete.do?enqueteid=1328&clientid=16001&databaseid=lrx&_ga=2.166931126.942120478.1752483461-660489472.1748234512
#背筋 #梨 #ホラー #近畿地方のある場所について #かわいそ笑 #1999展 #行方不明展 #恐怖心展 #文藝春秋plus #文藝春秋
恐怖進展っていう展示イベントとかも一緒にやらせていただいているんですけれども、いろんなフォビア、恐怖心の発路、えっと、恐怖心の種になるようなものを色々展示していると。で、せ井さんもね、文庫出されたりとかと思ったら 199 点みたいなすごいインストレーション展示を生された魅力がこう乱車的にこういろんな光の当たり方で見えるんですよ。 なので1回目に行った時と2 回目に行った時で体験価値全然違うみたいなことが起こり得る構造をおそらく意識的に取っていたんだろうと思っていてな。あれキュメンタリーは結構シュッとこう入れるっていう読めるっていう人を 増やしてくれたことは間違いないと思ってるんですよね。うん。 感が増すっていう側面とあともう 1つはあの、ま、読みが 変わっていくので、ま、その点で飽きさせないみたいなこった物事の理由をどこに、えっと、フーチャーするかっていうものの範囲にレンジみたいなものがホラーだとより広く取れる。なるほど。 文芸春瞬プラスのダニエルです。作家と本の世界を紐も解くプラスブックトーク。 今回のゲストは作家のさん、そしてなしさんです。今回はゲスト MC として文芸春の文春文庫部の浅井アさんと一緒にお届けしていきたいと思います。浅井さんよろしくお願いいたします。 よろしくお願いします。 今回はですね、こちらの新刊、え、令和最強ホラーセレクションの中の作者お 2 人に登場いただくということで浅井さんちょっとご説明をいただけますでしょうか? はい。 今、あの、あの、ホラーブーム皆さんもこの暑さっていうのをなんとなく感じられておられる方が多いと思うんですけど、その中のその台風の目みたいな方々にご参加いただいた、ま、私としては完全に奇跡のアンソロジーができたと思ってるんですが、ま、こういう本があの、 8月5 日発売で出るんですけれども、その中で、え、このトップのですね、おしゃれ大好きっていう短片編と最後の恐怖店とい いう短編、このそれぞれの作者でやられる瀬筋さんとなしさんに今日は来ていただくという形になります。 なるほど。いや、本当にホラー好きにとってはたまらない執筆人ですよね。 あ、そうですね。完全にそうですね。 この鳥という2番目の作品のあの沢村一 さんという方なんかはもうこの10年 ずっとこのホラー会を引っ張ってこられた ままトップランナーっていう方なんですが 三村さんのこれはあの週刊文春をあのの ホラー特集書いていただいたものなので 舞台も雑誌編集部になっていてその辺の ですねあのリアルな感じがまた怖い作品に なってます。今回その中のお2 人のトップランナーの方に来ていただいて早速お話を伺っていきたいと思います。 はい。鈴さん、なしさん、今日はどうぞよろしくお願いします。 お願いします。 お願いします。 まずはですね、何と言っても映画公開が控えております地方のある場所について うん。はい。 えっと、この作品はあの瀬筋さんが 2023年の1月から 小説投稿サイト各読むで連載を始めて はい。 もう始まって結構すぐでしたよね。 あれはあると話題になって考察がどり、 そしてもうその年の8 月には書籍として加藤川さんから あの観光されたっていう流れだったと思います。 それがいよいよ もう駆け抜けてですね、2025年8 月には映画家ということですが うん。 あの初めての映画家体験はいかがですか? そうですね。もう本当に一ホラーファンが書いたな何て言うんでしょうか。 あの、うん、趣味のものがこんなに遠く まで来てしまったんだっていうと考え深い というか、現実感がないというかだけど やっぱりあの白石監督、あの今回の映画の ご担当いただいてる監督なんですけれども 、私すごく大ファンだったので本当に 嬉しい限りで、で、あとキャストの皆さん の演技もこないだかな、あの、ちょっと 死者であの、拝見させていただいて、もう 感動でした。はい。 あの、なしさんはあの時 はい。うん。 近畿地方のある場所についてがいきなりネット上に現れた時は 初期から追いかけてました。 初期そうですね。だからその近畿地方がバーズり出してこれはすごいのが出たぞみたいになった時期あったじゃないですか。その大体 1ヶ月ぐらい前だったんですかね。 あの、当時まだその作家のアカウントじゃ なかったガチせさん、あの近畿地方法本編 アカウントから急にDMが来て、あのせ筋 と申しますみたいななんか以下授業行業 みたいなあのDMが来てなんかなって思っ て読んでくださいって書いてあったから リンクを貼ってあった各のリンクをしたら すっごい怖い物語が展開されてたから今の スパムってすごい凝ってるんだなっ 思ってたら、あの、本当にすごい方だったっていう、そういう慣れ染めですね。 あ、慣れ染めそこですか。 あ、なんと、なんとDM でられたことが慣れ染めです。 あ、そうでしたか。えっと、なしさんはその時点で、えっと、なしさんのプロフィールをまずご紹介しますと、 えっと、作家デビュー 1 番最初は作家デビューでいいんですかね? そうですね。ま、ホモコロライターとか色々変歴はあったんですけれども、作家デビューでいいかなと。 うん。本を出して はい。じゃ、1 番最初に出されたこれでデビューされて はい。かわいそうですね。そこから、ま、小説を書きながら、ま、イベントであったりとか、えっと、何かもの監修であったりとかっていう風なところで色々活動をさせていただいています。 お2 人のご縁でもあるテレビ東京さんのあの場 は一緒にやっておられましたよね。 うん。そうです。あれが初めてのお仕事でしたよね。多分ね。 うん。ま、作家同士の初めてのお仕事が はい。うん。 イベントであり番組であった場から始まってで、そこからえっと成さんは結構テレビ番組系も 関わっておられるお仕事が多いですよね。 はい。そうですね。 あの、ま、もちろんそのテレビ東京の大森さんっていう今回、えっと、今やってるのかな?恐怖店っていう展示とかも一緒にやらせていただいてるんですけれども、ま、テレビであるとかいろんなメディアをこう横断しつついろんな表現媒体でホラー的なものを表現するっていう風な仕事をさせていただくことが多いですね。 まさにその座組で今も恐怖店というイベントが東京の渋谷で行われてると思うんですが、ちょっとこの辺のお話聞かせてもらってもいいですか? ほう。そうですね。えっと、まあまずその恐怖ってどういうものなんだろうっていうところを一言で言うならば、ま、いろんなフォビア、恐怖心の発路、えっと、恐怖心の種になるようなものを色々展示していると。 ま、ざっくり言うと皆さん聞いたことあると思うんですけど、講所恐怖症とか先端恐怖症みたいなものをキャプション付き、実物付きで展示しているっていう、そういう展示イベントになってます。 他にもなんかこの夏はいくつか ああ、 大阪方面でも何かあるか? そうですね。 ま、大阪では、えっと、大阪では 2 個今進んでいて、えっと、行方不明店っていう恐怖店の、ま、全編になるような、えっと、昨年の夏に日本橋で行ったイベントの再円が今大阪でやられているのと、あとは大阪万博泊今やってるじゃないですか。 はい。それの、え、大阪国際芸術祭って いう芸術祭ですねに、え、指弁的な音楽 物語派というですね、えっと、ボカロPの 方々とかと一緒に、えっと、現代 インタレーションと音楽と、ま、展示 イベントを融合させて、ま、アート10を 一緒にやろうな動きをしていますね。それ が大体9月から、え、開催になるかなと 思います。なるほど。 やっぱりホラー作ッカーっていうのはそもそも夏が大忙しではあるんですけれども、あの、書くことっていう以上にもう本当に展開が イベントやゲームだったりなんかこう多格的ですよね。 最近は特にその傾向強いですよね。ゲームでインディゲームですごいこう人気になったものもすごいあったりとかでセさんもね出されたりとかと思ったら 199 点みたいなすごいインスタレーション店長を生み出された。 そうですね。ありがたいことにいろんな 分野であのお仕事いただいてて、ま、それ も多分なんだろう最近のこう内さんが敷い てくださった道というかあのサッカー業な 何かこうものを書くっていうだけにとまら ずにいろんなことをしていくみたいなので あるしこうお仕事の幅の広がりみたいなの でえっとまなんだろうお仕事いたえっと くださる側でもあの作家ってこういうこと もできるんだみたいな風 で、ちょっと捉え方が変わってきてるのかなっていうような印象がありますね。 うん。199 点はちなみにどういうイベントかってご説明いただいてもいいでしょうか? はい。あの、ま、あの、1999 年で、えっと、ま、展示が始まったのが 7月なんですけど、1999年7 の月って言うと、ま、覚えてらっしゃる方もいらっしゃるかとは思うんですが、ノストラダムスの大が、あの、流行っていた時期で、で、えっと、あの頃のちょっとしたこう世界が終わっちゃうんじゃないかっていう怖さと、あとは半分期待 うん。 世界が終わったらもう夏休みの宿題やんなくていいよなとか会社いよな。冗談目かしてこう話しながらもちょっと 0.1% ぐらいは本気だったあの時のこう感みたいなものをえっとなんて言うんでしょうか体験できるようなあの展示っていうのを目指して作ったものになります。 なるほど。 なしは初日に行ったという噂ですね。ござます。 えっと、初日に全然ホラー関係ない友達が TikTokでバズってるのを見て私に あの、行かない、こういうの好きそうだ けど行かないみたいな感じで誘われたん ですよ。だからせさんから初体験みたいな もらってたんですけど、まだ使ってないん ですよ、私。 あの、本当に。だから2周目この今度また 行こうって思ってるんですけれど、実際 その199点見た時にすごいこうなんて 言うんでしょう。こう、私は 1999年当然生まれてないわけですよ。 だからノストラダムスも知らない物心つく以前の問題だったので全く知らない状態から入ったんですけれども実際健事で周りを見てるとそういう方の方が圧倒的に多くって、ま、要は私と同世代かそれより下の世代の方の方が多くって そこがすごい面白かったというか、さっきおっしゃってたような あのアポカリプスみたいなものに対する憧れ同計みたいなものってどこか世代共通なところもあったりとかするじゃないです ですか。そこの表現のされ方というか、あれって、ま、展示のインスタレーションだからこその魅力みたいなのもすごい感じられて、それですごいこうああ、いいなってこれあと 2時間は入れるな思いました。 そう、そうなんですね。何周も楽しむタイプの、 あの、こう、あれなんですか? 何周もっていうか、こう、なんて言うんでしょうね。あの、顧問、あの、やっぱ展示なんで うん。うん。 展示って色々構成要素があるじゃないですか。えっと、そこにあるキャプションであるとか、え、立体物の造形であるとか、あるいは、え、音楽とか で今回その、え、バミューダ 3だっけ? はい。はい。 の方々があの共索されてるっていうこともあって、テキスト面とあと造形面とあと音楽ですね。 1999 は本当に音楽がすごかったんですけれど、あとライティングとか色々楽しみ方のその側面みたいなのがあって、あの誰と来るかとか、いつのどれぐらいの首具合で来るかとかによってすごい魅力がこう乱射的にこういろんな光の当たり方で見えるんですよ。 なので、あの、多分ですけど、 1回目に行った時と2 回目に行った時で体験価値全然違うみたいなことが起こり得る構造をおそらく意識的に取っていたんだろうと思っていて なるほど。そういう新援な なんか私以上に僕解説いただいてしかもこうなんだろう口べたな私の感に変わってすごくこう意図をご説明いただいてもう全ておっしゃる通りであのまな何度も見ていただきたいなっていうのとあとま空間自体に浸っていただきたいなっていう狙いを持って作っていたので うん ありがとうございます。 そう、だから私もすごい色々聞きたいことがあるんですけれど。そう。そもそもバミューザ 3 って元々仲のよろしい方々で集まってなんか作ろうよみたいなところから始まったんでしたっけ? あ、そうですね。あの、元々こうサイレンっていうゲームがあって、そのクリエイターの佐藤直さんっていう方がいらっしゃって、で、その方がすごくファンで、西監督もファンで集まってた時に、ま、イベント何かしませんかっていうお話をたまたま藤さん経由でいいて何かしようか。 話になりでもやっぱりね、あの仙代にあの行方不明店っていう大きなこうやっぱりアイコンとなりるあの新しいホラー展示っていうものがあったのでな んだろうそこの後をやるのは何よりえっとなしさんだったりおさんに失礼ですしなんか違うことあの別のえっと魅力がえを追求するようなことをしたいなっていうのはやっぱり根本の中であって で、生まれたっていうのは結構あるんですよね。 うん。あ、そうなんですね。 そうです。そうです。やっぱりもうあの、えっと、ちょうどお話をいただいた年かな?ま、ちょっと詳しく覚えてないんですけど、ま、行不明店はすごくね、あの、話題を呼んでましたから なんかな んだろうな。 あの、えっと、方向性の魅力っていうよりかは別の、えっと、独自ので幸にして、えっと、シナリオライターだったり、え、映画監督だったり、ま、私は、ま、あの、恥ずかしながら作家ですけれども、そのいろんなあの人間が集まってるっていう強みを生かして、あの、別のことをやっていこうっていう始まりではあります。 なるほど。なるほど。うん。 このやっぱり去年も今年もこうやってイベントラッシュと言いますか、イベントが 出てきた時にあの夏ってこういうもんだったわけじゃなくってだんだん立体化してきた楽しめることが増えてきたなという印象を持っていて、特に体験型のイベントっていうもののその体験型のあり方が随分広がったなと思っているんですよね。 うん。うん。うん。 で、その、あの、そういう仕事がたくさん来るようになってやってる中で、ま、なしさんとお話してる時に、ま、そんな中でも自分にとってやっぱ書くのってめっちゃ楽しいっていう ことをおっしゃっていたのをなんだと思い、 だと、 最高じゃないかと。 その気持ちを一生忘れないでくれと思った編集者がやっぱこれはあのその心については今是非深りしたいし ちょうどあのたまたま別のご縁で 小説をご依頼させてもらったらお 2 人とも短編を書いてくださってでそれをあの双方読んでくださった中でこれ面白いやんけってことになったのでこの対談をしめしめと思ってあの実現させてもらったっていうのが今日になりますね。 なるほどなるほど。それでもうがっつりお 2 人の小説感について今日聞きたいなと思っているんですが、その前にまず 1 つ聞か聞かずにはいられないのがですね、今 やっぱお2 人はモキュメンタリーホラーの機種という位置付けでも出まくってるわけですよ。 はいはいはい。 で、このモキュメンタリーあるいはフェイクドキュメンタリーっていうのは うん。 一体何っていうのと一体どこから生まれたのっていうあの人もいっぱいいるだろうと思うんですよ。 はい。うん。で、実はあの2 人がもっと加えて出てきたわけではなく、元々あったカルチャーなんだけれども、新しい何かしらのカラーリングっていうのがあって、それがすごく今の方たちに届き、みんなが読んでくれて、あ、モキュメンタリーっていうのって面白いねっていう、こう環構造があったのかなと思うんですけど。 うん。うん。 あの、モキュメンタリーの大使としてはどうですか? いや、もうそこはなし先輩のなし先輩の方が定義にはお詳しいと思うので。 いやいや、 え、私、 え、ま、でもモキュメンタリーってそもそもその、ま、 言葉としては色々あるじゃないですか。 例えばフェイクドキュメンタリーとかえモキュメンタリーはあのモック的なっていう意味合のモックっていう言葉をえっとけた和星英語としてモックドキュメンタリー縮めてモキュメンタリーっていう言い方をされるんですけれども 元々はこれって映画政策とかそっちの方の用語なんですよね。 あの要はあのなんだ人族とかブレアウィッチとかあの辺りから うん。 ま、最近だとなんだろうな。パラノーマルアクティビティは最近じゃない。 うん。 そうだ。悪魔というふとかちょっと ちょ、ちょっとあれかマイナーか。 ま、色々映画とかであの使われていた、ま、そういう、ま、実際にあったものですよっていう手で進んでいくっていう、ま、 POV とか言われたりするようなものの流としてあったんですよね。 で、当然モキュメンタリーホラー小説も、 えっと、これまで連盟と続いていて、で、 ま、そういうものが大体もう何十年と やられた中で最近また第何次ブームか 分からないけど、第6次ブームの波がなん となく来てるんだろうなっていう印象では あるんですよね。うん。うん。で、ま、 それがなぜこういうそのモキュメンタリー 言葉を使われてるんだろうみたいな話は 多分さんもなんか億化してるとは思う 聞かれてると思うんですけど。 もない。とんでもない。 どうなんですかね。ま、よく言う 2 人で言ってたのはモキュって可愛いよねっていう。 そうですね。そう。互感がいいから。がいいから 広まったのかな。 そう。 うん。 じゃあ言葉をおいたとしても 読んだり見たりするのはそっち系のものを読んだり見たりするのは好きだったっていうのがまず原点にはあるのかなと思うんですが。 そうですね。 まあ、あの、それ自体っていうよりかはホラー全般が私はすごく好きで、で、こと、ま、ホラー映画においてはそういう手法が取られることはそんなに珍しくはなかった。 うん。 で、えっと、文芸の分野においても多分すごくこう、えっと、そういう手法で魅力的な作品を書かれてらっしゃる方々っていうのはすごくたくさんいらっしゃるんですね。 あの、ま、すごく代表的な方々で言うと 三田三さんの、えっと、ま、シリーズ、家 シリーズだったりだとか、あとは小野フェ さんの残エだったりだとか、ま、あの、 本当にこのお二方だけじゃなくて、 たくさんの方が、えっと、ずっと前から 書かれ続けていて、た、ま、そこに対して の、えっと、ま、映画の場合はそれが モキュメンタリーだったり、フェイク ドキュメンタリーっていう呼び方があった んですが、文芸でじゃあそういう形式の ものをな何て呼ぶのってなった時にその 呼ばれ方みたいなのがまだ確立され いなくてで、たまたまあの、ま、ナイスさんだったりだとか、あの、私はずだったりだとかっていうあの作品があの出てきた時に誰かがあの、ま、そのまま呼べばいいんじゃないと思われたのかどうなのか、ま、あの、ポンとそこに言葉が当てはめられて、えっと、一般化したのかなっていうような印象は持っています。 うん。なるほど。 なんか文芸のずっともう小説この道 20 年ぐらい編集やってますっていう人からすると えっと小説ってある日こういきなりダイブするみたいな感じで物語の中に飛び込めるタイプの人と うん やっぱり自分と実の何かっていう入り口がないとやっぱ入りにくいっていう方がいらっしゃるなと思っていてうん モキュメンタリーは結構シュッとこう入れるっていう読めるっていう人を 増やしてくれたことは間違いないと思ってるんですよね。 うん。なんか現実フックみたいなものがあった方がやっぱ小説とか本を読むっていうムーブに移りやすいっていう人があらかにいるなと思っていて うんうんうんうん なんか2つあるなと思ってて1 つはその朝井さんがおっしゃるように没入感が増すっていう側面とあともう 1つはあのま読みがうん 変わっていくのでまその点で飽きさせないみたいなあの部分みたいなのもあのま 1つ読みやすさとしてはあ のかなとか。ま、フルクはドラキュラでしたっけ? ドラキュラかな?ドラキュラとかも多分お手紙だったりだとか。フランケンシュタインだった。フランケシュタインか。 あの 手紙で終わるっていう。 そうそうとかまあまあそういうこういろんな媒体から引用したみたいな書かれ方は結構今に始まったことではなくてというかもうかなり昔からされてるような書き方だったりはするかなと。うん。 ま、それがだからホラーっていう表現と結びついてモキメンタリーホラーっていう呼ばれ方、カ語の呼び出され方をして、それが一般に会社したのが今ぐらいっていう認識ですよね。ま、だからホラー以外だと例えばなんだろう、夢の休の瓶詰の地獄とかはあれ初管小説っていうあれですけどあれはもう要はそう 瓶の中に入っている手紙を発見しましたっていう手です。 あれモキュメンタリー あれモキュメンタリーだよ。 モキュメンタリーなのに読みづらいですね。 大好きですよね。 ま、色川ランボああいうもの、ま、ドグラマグラも言うてみればそれってそっか。 あれ新聞記事でしょだって。あれ、 そうなのか。 そう、新聞記事とかアホダの文句とか。 うん。うん。そうね。だから、ま、入れコ構造みたいな。 そう、そう、そう、そう。ま、メタフィクションみたいなところではあった。 確かに。確かに。そっか。 だから、ま、他のジャンルにも連盟とあったものが今ホラーの、ま、さっきおっしゃられたようなマルチメディア的なホラーとまいことを見つびついてなんかいい感じのコピーライトがついたっていうのが今なんじゃないかなという印象です。 うん。うん。 あれですよね。あの、弊社なんかは、えっと、習慣春があったり、そのがっつり取材して日々人間の世俗的ななんかこう部分をですね、深りするぞっていう着替いできてる人も多いですし、実際あんまり、ま、ホラー小説っていうものを読む習慣がないみたいな人も多かったんで、このキュメンタリーが流行ったことによって初めて読んだ。で、近畿地方で久々に [音楽] ホラーというものを読んだっていう人が結構いてうん。うん。うん。 そう人たちがいや、こんな面白いんだっていうそうともこういうのってどうやって読んだらいいのかなっていう人もいてあって思ったんですよね。 そうですね。ちなみに麻井さんは編集者の目線から見てこういう流れをどう捉えてらっしゃるんですか? こういう流れは超ラッキーだなとは思ってますね。 さっき言ったみたいな明らかに小説に入る和口が広がってくれたっていうことと、つまりあのやっぱ文芸編集者っていうのはえっと作家性が強ければ強いほど好きなわけですよ。 もう作家が うん。 あのすごい個性でパーンとその人のそのリズムの中でしか見えない景色を見してくれるっていうのも最高なんですけどそういう刺激的なもうその人の色に染めてみたいな読者の方ばっかりじゃないわけで うん。なるほど。うん。 で、そういう時にモキュメンタリーみたいにある種の作家性よりもお話の方の癖というか、これどういうことなのってちょっとした防からどんどんもう逃れられなくなっていくみたいなこうお引き寄せ方みたいなのをしてくれるものが あの本屋さんにお客さんを呼んでくれてますし実際読んでいや面白っていう体験を思い換期してくれてるんですよね。 本当にもう様さですねと思ってます。 いやいやいやいやな。 なんかなんかあの久々にあの元々ホラー小説とかをそんなに読んだりはしてないタイプなのかなと思うんですがダニエル君的にはどうですか? そうですね。僕は結構のフィクションが多くて ホラーはあんまり通ってこなかったなと思ってます。 やっぱり辻妻つが合ってないことが やっぱりちょっと気になっちゃうところがあったりして、 ただ自分もじゃそういうのホラーをずっと受け入れてなかったかって言うとそうでもなくて私もあのナさんと年齢が割と近くて 98年生まれなんですけどはいはいはい やっぱり当時の2 チャンネルで例えば牧とかあの辺のわゆるオカルトは僕もよく見てたんですよ。 うん。 それもさっきおっしゃってたその現実をフックになんだこれはっていう風になってる。その構造自体は僕は受け入れられてたから うん。うん。うん。 だから、ま、こういう風にみんなに人口に感謝したってのもすごくそれはそれで分かる話なんだけどもなんかクズ嫌いもまだ残ってるという感じですね。 はい。分かります。わかります。辻妻つまみたいのしちゃうとやっぱりなかなかやっぱホラーを楽しむ、充に楽しむっていう構えとしてはもったいないのかなと思うんですけど。 うん。通日もうん。 うん。なんかむしろあの考察していくっていう能的に考察していく楽しみたいのがやっぱりホラーっていうのは純宅にあるのかなっていう気はするんですけどどうですか? そうだな。 個人的な考えでいくと辻妻ツ妻が、 あ、ホラーは辻妻が合ってないとも限らないなとは思っていて、 例えばじゃあ鈴木浩司さんが書かれたリング、あれも、ま、えっと SF 要素が多分に入ったものではあると思うんですが、ホラーに分類されると思うんですね。 すごくロジカルに書かれていて、えっと、ま、入りは呪いのビデオがありますっていうところなんですが、じゃどうしてその呪いのビデオが生まれてきたのか。リングってネタバレにした方がいいのかな。 国民的なそうですよね。あの、ま、小説だとウイルスなんですよね。 で、えっと、じゃあそのウイルスはどうやって生まれたのかって言うと、天然島だったっけ? 天然島だったりだとかとかっていうので、ちゃんと恐怖の根源がものすごくま、あるしょ。 本当にこうサイエンス的な、あの、ま、 SF って言ったのはその意味なんですけど、あの、側面で描かれていて何もこうに落ちない部分っていうのはなかったりするんですよね。だから、ま、あの、えっと、うん。 ホラーっていうと、ま、理不尽を楽しむものみたいな風に、あの、捉えられることも多いかなとは思うんですけれども、ま、必ずしもそうじゃないホラーも多分にあるかなっていうような印象は持ってますね。 はい。 どうですか? え、そうですね。 ま、でもさっきおっしゃられていたようにそのあの辻妻があってるあってないをどこに向けるか次第だろうなと思っていて、ま、有名なところで言うと東海道や怪談とかえっと上田明成さんていう江戸時代のねサッカーの方の右月物語っていう作品とかはすごくこう人間の常年とか理不尽みたいなものを捉えてはいるんですけれどもその中で起きることはすごくこうなんて言うんでしょう?知実はあってないんですけど納得できるわけですよ。 うん。 例えばそういう女が、例えばのだったらさんていうすごいうかいそうな、えっと、奥方がいらっしゃって、その方があの、いろんな常年を経て、えっと、最終的には男の人を殺してしまうみたいな話なんですけれども、そこで起こってることは超自然的、スーパーナチュラルのことではあるんですけれども、それは物語的な納得がいくものであると。 うん。うん。 これはまあだからあの最印論、民族学的なというか文化人類学的な陰論の考え方に近いかなと思うんですけれども、わいの原因の論とか書いて 3位論ですね。 あのつまり起こった物事の理由をどこにえっとフェーチャーするかっていうものの範囲にレンジみたいなものがホラーだとより広く取れる。 なるほど。 でそれがより広いからこそれはその範囲の中に収まってないんじゃないみたいな議論が生まれる。うん。うん。 うん。で、これは別に全然悪いことではなくて、そういう読み方、いろんな読み方ができるっていうところが昼ホラのミルクになってるんじゃないかなと今話を聞いてと思いました。 なるほど。そう聞くとかなり懐いですね。 いや、ホラーは相当懐が深くて、 えっと、怖さっていうなんかゴールに向かっていくんじゃなくて、その気配だったり なんかその怖さのバリエーションというか、怖さの捉え方っていうのがあまりにも重的なので、 かなりあの、文学として深いジャンルじゃないかなと思いますね。 ですよね。だってね、なんだろう。 スプラッターのなんかチェンスを振り回すジェイソンと強国な子さんとかの幻想小説みたいなもの、怪気小説みたいなものを一食にできるのがホラーっていうラベルなので、それってすごいですよね。よくよく考えたらね。 うん。うん。 恐怖症を 売る人がいたらどうなるだろうなっていう もうそれ1 本で書いた恐怖そのものに関する話を書きたいなっていう欲がなんとなくあったんですね。 なるほど。 結構今回はね、結構割れる類由ないぐらい満足いく調説になったなっていう印象はあります。 また別のこう側面をお披めできないかなっていうのを考えた時にあのすごくこう人に焦点を当てて書いてみたいなっていう別の語り方っていう意味では私はこうすごく いいものが書けたなっていう風には思っているのでその人の考え方みたいなのをインストールしているからこその表現とかセリフ回しとかっていうものの えっと精度みたいなものがものすごく高くってエンタメ性の高さと小説としてのえっとう 学生みたいなところの両立のさせ方がすごくうまいな。 うん。その人の平気というか うん。うん。うん。 にみ出てる作家さんが大好きなんですよ。 めっちゃ分かります。
3 Comments
背筋さんは本当に謙虚で素晴らしいですね…。これからも応援しています。
この対談は本当にうれしい🎉
私はSCPから梨さんを知り、梨さんの著書を知り、そして背筋さんに辿り着きました。感無量です。あと背筋さんかわいい。この方からあんな怖い話が産まれるのかぁ。いいなぁ。
梨さんの造詣とか根拠の作り方とかすごくSCP味を感じて良い…
あとこの人たちにとって1999年は「生まれる前」なのか…笑