妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太が共演する映画『宝島』。アメリカ統治下の沖縄で激動の時代を駆け抜けたグスク(妻夫木)、ヤマコ(広瀬)、レイ(窪田)、そして英雄・オン(永山)が集結し、ド迫力のシーンが一連となり、本作の壮大なスケールを映し出す3種のポスタービジュアルが解禁。
1枚目は、規格外のスケールで撮影され、あらゆる感情が爆発し圧倒的熱量が迸る本作のクライマックス、コザ暴動のシーン。「俺たちの故郷、“宝の島”を取り戻せ」というコピーが、グスクの怒りと、揺るがぬ覚悟を映し出す。
2枚目には「希望だけは、支配させない」というコピーが添えられ、アメリカ統治下の沖縄で、残酷な現実に打ちひしがれるヤマコを抱きかかえるグスクの姿が。
3枚目は、米軍基地から奪った物資を住民に分け与えていた“戦果アギヤー”時代の幼なじみ4人の、未来を変えようと決意に満ちた表情が「この島は変わる、俺たちが変える」というコピーと共に映し出されている。英雄とともに、未来を変えようと希望に溢れていた時代、なぜ自分たちだけが理不尽な目にあうのか…苦しい現実を知る時、そして、怒りの気持ちを表すかのごとく燃える炎の中で立ち上がる時。言葉にならない様々な感情が、観る者の心を強く惹きつける3種類のポスターとなっている。
作品概要あらすじ
沖縄がアメリカだった時代。米軍基地から奪った物資を住民らに分け与える“戦果アギヤー”と呼ばれる若者たちがいた。いつか「でっかい戦果」を上げることを夢見る幼なじみのグスク(妻夫木聡)、ヤマコ(広瀬すず)、レイ(窪田正孝)の3人。そして、彼らの英雄的存在であり、リーダーとしてみんなを引っ張っていたのが、一番年上のオン(永山瑛太)だった。全てを懸けて臨んだある襲撃の夜、オンは“予定外の戦果”を手に入れ、突然消息を絶つ…。残された3人は、「オンが目指した本物の英雄」を心に秘め、やがてグスクは刑事に、ヤマコは教師に、そしてレイはヤクザになり、オンの影を追いながらそれぞれの道を歩み始める。しかし、アメリカに支配され、本土からも見捨てられた環境では何も思い通りにならない現実に、やり場のない怒りを募らせ、ある事件をきっかけに抑えていた感情が爆発する。やがて、オンが基地から持ち出した“何か”を追い、米軍も動き出す。消えた英雄が手にした“予定外の戦果”とは何だったのか?そして、20年の歳月を経て明かされる衝撃の真実とは――。
監督
大友啓史
出演者
妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太、塚本晋也、中村蒼、瀧内公美、栄莉弥、尚玄、ピエール瀧、木幡竜、奥野瑛太、村田秀亮、デリック・ドーバー
公開日
2025年9月19日(金)より全国にて公開
©真藤順丈/講談社 ©2025「宝島」製作委員会