
人が消えてしまいました。
行方を追っています。
彼らの安否について――重要なのは「近畿地方のある場所について」の情報です。
映画.com編集部で入手した情報を開示します。
【まずは画像をご覧ください】
この場所はどこでしょうか? 情報をお持ちの方はご連絡ください。
これはなんでしょうか? 情報をお持ちの方はご連絡ください。
こちらの方々は無事でしょうか? 情報をお持ちの方はご連絡ください。
【映像も是非ご覧ください】
これらの映像を見ると、“●●”可能性があります。ご注意ください。
次の映像を見て、●●してしまった人がいます。ご注意ください。
すべての画像と映像を見て頂けましたか?
近畿地方の“ある場所”がどこにあるのか、わかった人はいないと思います。
知りタい人ハ、この映画を観るとイいと思います。
QRコードを読み込んでください。
アクセスしたら、8月8日、あなたは映画館へ“呼ばれます”。
この記事を読んでいる方、まだ間に合います。戻ってください、戻ってください、戻ってください―――
【この映画の全部を観てしまった人の感想をご覧ください】
※以下に、映画「近畿地方のある場所について」を鑑賞した者のレビューを掲載する。観に行ったきっかけと、最終的にどうなったのかが、生々しく記されている。
まずは、このレビューを見つけてくれてありがとね!
ここに辿り着いた人は“選ばれし者”……みたいな大風呂敷拡げちゃいますけど、大丈夫大丈~夫! 安心して読み進めていってくださいな!!
はい、ではでは早速の“THE結論”!!!!!!!!!!
「近畿地方のある場所について」めっちゃくちゃおすすめ!!!!!!!!!!!!
“恐怖”が体に注入されまくって、いやーもう爆発しそうっす(笑)。
あ、そうそう、本題に入る前に、鑑賞のきっかけを話しておきますか。
実は、しばらく音沙汰が無かった知人から「おすすめの映画があります。試写会があるので来てください」って急に連絡があったんすよ。「なんだか怪しいな……」と思っていたけど、今では誘いに乗ってみてよかったなって心の底から思っているんですよね~。
だって、僕自身がこの映画の存在をもっともっと広めたくなっちゃっているんですから!!!!!!!!!
で、何がそんなに良かったって? 知りたい? 知りたいよね? じゃあまずは“推しポイント”を3つ教えちゃいます!
★①超コワいベストセラー小説を映画化したら、やっぱり超コワかった~!→皆で観ればコワくなんてないさ♪…なんてことは全然ないので、誰かと一緒に“肝試し鑑賞”しちゃおう!
この表紙、本屋さんで見たことがありませんか???!!!
もともとはWeb小説サイト「カクヨム」で連載されていたんですが「コワすぎるし、これ実際にあった出来事?」「この場所は実在するのでは?」とSNSを中心に話題沸騰。で、書籍化されると発行部数70万部突破! 「このホラーがすごい!2024年版」第1位を獲得するほど、とんでもない反響を呼んだ作品です!!!!!!
で「原作は超恐ろしい。でも、映像化すると恐怖がマイルドになった」なんてことは往々にしてありますけど、本作はちゃんと“コワさが維持”されているのがすげぇのです(しかも映像化ならではの“コワさ”もプラスオン!)。
じゃあ“ガチのホラーファン”にしかウケないテイストかっていうとそうでもなくて、どちらかというと誰かとワーキャーと盛り上がりながら楽しめる“肝試しムービー”って感じ!!!!!! コワさに不快感がまったくなく、むしろとっても爽快! ときどき、体中に一瞬で鳥肌が駆けめぐるようなシーンもあって、最初から最後まで楽しんで観ちゃいました~!!!!!!
――あ! もちろん“おひとりさま”でもOK! だって、僕もそうでしたから。誘ってくれた“あいつ”が何故か試写会場にいなくて(ブチギレ!)。で、心細くなって隣の人に声かけたら「私も呼ばれたんです」って(ホッとした~)。上映中は皆の心音が聞こえるくらいシーンとしたり、急に叫び声が聞こえたり――!!!!!!
知らない人同士でも“皆で見ている”感があったので、改めて「映画っていいな~」ってしみじみしちゃいました!!!!!!
★②すべての不可解な“点”が近畿地方の“ある場所”へと結びついていく――伏線の張り巡らし具合も超スゲーー!! 謎解きの“場所ミステリー”としての面白さも秀逸過ぎた!!!
“コワさ”一辺倒かっていうとそうではなくて、上質なミステリーになっているのもポイント高し!
幼女の失踪事件、中学校の集団ヒステリー、赤い服の女の目撃情報、動画配信者の心霊スポット凸撃騒動などなど、一見すると関連性がない事象が、だんだんと繋がっていって、“ある場所”を指し示していく過程がめ~~~~っちゃくちゃ面白くて、ずぶずっぶずぶずぶずぶずぶとのめり込んじゃう!!!!!!
あなた、もうやばい、戻れ 戻れ こっちへおいで もどれ こっちへ
いやー、この“謎”は全然解けなかった。“解”に辿り着くことを拒まれているというか、そもそも人間が達せない境地に“謎”が座しているというか……手を伸ばしても全然掴めなくて、でも油断していると、真後ろから「こっちだよ」と呼ばれている気がして、即座に振り向くとそこには何も無くて……その繰り返し、みたいな。
あ、でもでも、冒頭から超細かい伏線も張り巡らされているので、凝視ですよ! もう1回鑑賞すると「あ!これってそういう意味だったんか~!」ってわかるくらいのやつがうじゃうじゃいるのです!!!!!!!!!!!
凝り固まった頭を柔らか~くしてくれる作品でもあるので、とりあえず“心”を解放すればいいんですよ。身を委ねておけば、あとは映画の世界が、あなたに入り込んできますからね!
★③そもそもこれってリアルなの?それともフィクションなの?「もしかしたら“ガチ”なのかもしれない」と思っちゃう“こだわり抜いた映像表現”がとんでもなく面白くて――ハマったハマったハマったハマった!
ここ最近、ゾクゾクっとするフェイクドキュメンタリーが話題になっていますよね。
たとえば「フェイクドキュメンタリー『Q』」「祓除」「イシナガキクエを探しています」などなど。これらのタイトルにビビッときた人は、「近畿地方のある場所について」も確実にハマります。
そもそもメガホンをとった白石晃士監督は「フェイクドキュメンタリーの教科書」なんて本も出しているほど、この道の“プロ”ですよ?(過去作「ノロイ」がコワすぎ!)。非現実的な“恐怖描写”をぶち込みながらも、「これって“本物”?」と感じちゃうほどのリアリティも貫いちまっているんですわ……!!!!
なので、この映画が100%フィクションだって言い切れます? 言えますかね? ねえ? おい?
おーい。
おーーーい。
ちゃんと答えてくれよ。
…………うん、そうそう、創られたものかもしれませんが、何か“念”のようなものがこめられているような気がしてならないんですよね……それほどの“ガチ感”。だからこそ、トリコになって、スクリーンに吸い寄せられちゃってね。
観たことを後悔? してないしてない、むしろ幸せ!
もうダメだ、遅い、手遅れだ。こっちにおいでこっちにおいでこっちにおいで―――
――と、推しポイントはそんな感じで、とっても楽しんで観ることができました!
タイトルのイメージから「とんでもない映画」の雰囲気がプンプンしていましたが、しっかりと面白いシシシシシシ、そりゃあ、どちゃくそ怖い描写ありましたが、それもももももももも良いんです!
なによりも物語の結末!
これがもう―――
ヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかったヤバかった
………ったんですよ~。
で、ここまで読んでくれたあなたに、メッセージを送りますよ!!
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――ね? こんなメッセージを受け取ったら行くしかないよね~~!!!!
ごめんなさい。
だから
「近畿地方のある場所について」、もっと知りたい方は映画館へお越しください
見つけてくださってありがとうございます。
お越しくださいお越しくださいお越しくださいお越しください。おこ くだ さい
8月8日、あなたは、禁忌の“ある場所”に呼ばれてる―――。
早くこっちにおいで。