All About ニュース編集部は「夏ドラマ」に関するアンケート調査を実施。この記事では、「ストーリーがいいと思う2025年夏ドラマ」ランキングの結果を紹介します。(サムネイル画像出典:NHK『あんぱん』公式Instagramより)

All About ニュース編集部は7月22~23日に、全国の20~60代の男女250人を対象に「2025年夏ドラマ」に関するアンケート調査を実施しました。

2025年の夏ドラマとして、王道のラブストーリーからミステリー、特殊な業界を扱ったものなど、さまざまな作品が放送中です。そこで、この記事では「ストーリーがいいと思う2025年夏ドラマ」ランキングを紹介します。

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2位:『あんぱん』(NHK総合)/45票

2位は『あんぱん』でした。現在放送中のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)で、今田美桜さんがヒロイン・のぶを務めています。国民的人気を誇る『アンパンマン』を生み出したやなせたかしさんと暢さんの夫婦がモデルのドラマで、高い評価を受けている作品です。

やなせさんがモデルの柳井嵩を北村匠海さんが担当し、2人が荒波を乗り越え『アンパンマン』にたどり着くまでを描いています。作品は、幼なじみののぶと嵩の幼少期からスタート。2人の成長をベースに戦前、戦中、戦後が描かれ、重厚なストーリーで人気を獲得中です。

現在は、のぶと嵩がやっと互いの愛を確かめあい恋人となったばかり。クライマックスに向けて盛り上がりを見せ、多くの視聴者を楽しませています。

回答者からは、「時代背景を含めて、それぞれの場面にきちんと意味があるドラマ」(50代女性/福島県)、「毎話の終わり方が必ず明日も見たいと思わせる形になっている」(30代女性/宮城県)、「戦前ののどかさから、戦時のつらさ、戦後の混乱の中、主人公の波瀾万丈な生き方を、まじめにかつおもしろくやさしく描いているのが心地良い」(60代男性/大阪府)などの意見が寄せられました。


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1位:『19番目のカルテ』(TBS系)/55票

1位は『19番目のカルテ』でした。今期のTBS系日曜劇場として放送されているドラマで、嵐の松本潤さんが主演を務めています。富士屋カツヒトさんの漫画『19番目のカルテ 徳重晃の問診』(コアミックス)が原作となり、医療ドラマでは珍しい総合診療医をテーマとした作品です。

日本の医療において、19番目の新領域として注目される総合診療医。病気だけでなく、患者の暮らしや家庭環境、心の状態も含めて総合的に診察をする医療となります。松本さんが演じるのは、魚虎総合病院の総合診療科に配属された総合診療医・徳重晃。キャリア30年目で、初めての医師役に挑戦しています。

ドラマは、徳重が患者だけでなく一緒に働く医師にも影響を与えていくストーリーで人気に。これまでにない医療ドラマとなり、高い注目を集めています。

回答者からは、「原作も好きですが、『19番目のカルテ』は基本的に見た後にポジティブな後味の残るエピソードが多いので、ストーリーが好ましい」(40代女性/東京都)、「病院で感じるさまざまな事例が盛り込まれている」(50代男性/佐賀県)、「医療ドラマだがヒューマンドラマでもあり感動があるから」(40代女性/大阪府)などの意見が寄せられました。


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※回答者コメントは原文ママです

この記事の筆者:ゆるま 小林 プロフィール

長年にわたってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。

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