フジ・メディアHD、26年3月期の営業損益予想を一転赤字に修正

 7月31日、フジ・メディア・ホールディングスは、2026年3月通期の連結営業損益予想を従来の25億円の黒字から120億円の赤字に下方修正すると発表した。写真は都内の本社で1月撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)

[東京 31日 ロイター] – フジ・メディア・ホールディングス(4676.T), opens new tabは31日、2026年3月通期の連結営業損益予想を従来の25億円の黒字から120億円の赤字に下方修正すると発表した。子会社フジテレビで、地上波テレビ広告収入の回復が前回予想時点の想定を下回っていることが理由。

営業外損益でも、持分法適用関連会社である系列局の業績悪化により、持分法投資利益が減少する見込みとしている。

IBESがまとめたアナリスト6人の営業利益予想の平均値は20億円だった。

フジ・メディアHDは、元タレントの中居正広氏と女性のトラブルに端を発した問題を受けて広告主のCMが激減。25年3月期通期の純損益は201億円の赤字に転落した。

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