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2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」でも取り上げられ、今あらためて注目を集めている日本の伝統芸術・浮世絵。この夏、東京では実際に浮世絵の世界に触れられる2つの展覧会が予定されている。

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サントラ

書籍

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●北斎、歌川派に春画……この夏は「浮世絵」三昧!

まず紹介したいのが、2025年7月26日から原宿の太田記念美術館で開催される「葛飾北斎 冨嶽三十六景」。世界的に評価の高い葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景」を一挙に公開する貴重な機会となっており、国内外の北斎ファンも注目の展示だ。

本展では、若年期の北斎による版画作品に加え、同じ時代を代表する浮世絵師・歌川広重歌川国芳といった絵師たちの関連作品も展示される。さらに、北斎が描いた富士山の風景と、実際の地形との関係性にも着目し、北斎の創作意図により深く迫る展示構成となっている。

▶「葛飾北斎 冨嶽三十六景」詳細はこちら

また同日、7月26日からは新宿歌舞伎町能舞台にて「新宿歌舞伎町春画展-文化でつむぐ『わ』のひととき」も開催。こちらは春画をテーマにした展覧会であり、江戸時代に制作された菱川師宣、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川国芳らによる春画作品およそ100点を公開する。艶めかな表現に目を奪われがちだが、春画は当時の風俗やユーモア、生活感を色濃く写し出した重要な文化資料でもある。本展では笑いや学びの観点から「春画」の楽しみ方を提案している。

また、能舞台全体を空間として活用。舞台や橋掛かり、客席までも展示の一部とし、伝統と現代アートが融合した演出が魅力となる。

▶「新宿歌舞伎町春画展-文化でつむぐ『わ』のひととき」詳細はこちら

いま熱い注目を集めている伝統芸術・浮世絵をもっと気軽に学びたい人は、6月26日に発売された書籍「楽しく脳活 クイズで学ぶ浮世絵入門」がおすすめ。本書では、美人画、役者絵、判じ絵などジャンル別に作品の見どころを紹介し、クイズ形式で楽しく知識を深めることができる。

大河ドラマで話題となった浮世絵の魅力に、実際の展示と書籍の両方から触れてみてはいかがだろうか。

▶「長澤まさみが挑む葛飾北斎の娘役!自由で豪胆に生きた女性絵師・葛飾応為とは?

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