ラジオ100年特集~震災時のラジオ放送 能登半島地震から考える~

能登半島地震からまもなく1年7か月。
今年はラジオが始まって100年。ラジオ第一で放送している「NHKジャーナル」では、過去のラジオニュースを紹介し、果たした役割や今後のラジオのあり方を考える特集をシリーズで放送しています。
28日(月) 夜10時~の放送では、能登半島地震から震災時のラジオ放送について考えます。
川野優里亜キャスター(「かがのと」担当)
放送に先立って行われたインタビュー収録。
わたくし瀬田も、同席しました。
高畠菜那キャスター(「かがのと」担当)
「被災した皆さんに情報を正確に、確実に届ける」という強い使命感のもとマイクに向かって呼びかけていたこと。
澤越玲佳キャスター(「かがのと」担当)
景色も人の顔も浮かぶ地域の被災ということもあり、“冷静であれ”と自らに語りかけ、心を強く持って放送に向きあったことなど、ひとりひとりが当時の思いを語りました。
当時のライフライン放送の様子(宮﨑アナ)
また、金沢放送局発のラジオ放送の責任者をつとめた宮﨑浩輔アナウンサーは、地域名や施設名を詳細に、丁寧に伝えるよう心がけたといいます。その一方で、災害関連死と認定される方が増えてしまうたびに、「もっとできたことがあったのではないか」という思いがこみあげたとも振り返りました。
取材・制作はラジオセンターの山崎淑行ニュースデスクが担当。
NHK金沢が100を超える避難所に対して小型の携帯ラジオの貸し出しを実施したこと。そのラジオで情報を得ていた人の声。さらに、停電が続くなか、放送を被災した人たちに届けるために必要な設備の維持・管理に奔走した技術職員の証言などもあわせて振り返り、今後への備えについて考えます。
聴き逃し配信は8月4日まで
28日(月)夜10時からのNHKジャーナル。
ぜひお聴きください!
