Kindle Colorsoft

 Amazonは、シリーズ初となるカラー電子ペーパーを採用した電子書籍端末「Kindle Colorsoft」を日本国内で発売した。価格は3万9,980円から。Amazonでの販売のほか家電量販店でも8月1日以降に順次発売する。ラインナップは以下の通り。

Kindle Colorsoft: ストレージ16GB、3万9,980円Kindle Colorsoft シグニチャーエディション: ストレージ32GB、輝度自動調節機能搭載、4万4,980円Kindle Colorsoft キッズモデル: ストレージ16GB、キッズカバー、2年限定保証、Amazon Kids+ 12カ月利用権付き、4万2,980円

 Kindle Colorsoftは、「Kindle Paperwhite」と同じ7型の電子ペーパーを採用しながら、カラー表示が可能となった電子書籍端末。解像度は白黒表示時が300dpi、カラー表示時が150dpi。グレースケールは16階調だが、カラー階調は公開されていない。米国では2024年10月に発売された。

 カラー表示により、本の中に出てくるカラーの挿絵、カラーの漫画ページをよりリアルの楽しめる。また、ハイライト機能もイエロー、オレンジ、ブルー、ピンクの4色が加わり、色で区分けしてハイライトし、後からの検索が容易にできるようになった。

 機能面では、Kindle Paperwhiteと同様に色調や明るさを調節可能なフロントライト、ページの白と黒を反転させる機能、Kindleストアへのアクセス機能などを搭載する。バッテリ駆動時間は通常利用で約8週間となっている。

 インターフェイスはUSB Type-C、2.4GHzおよび5GHz無線LAN。IPX8準拠の防水機能を搭載する。本体サイズおよび重量は、Kindle Colorsoftが127.6×176.7×7.8mm/215g、Kindle Colorsoft シグニチャーエディションが127.6×176.7×7.8mm/219g、Kindle Colorsoft キッズモデルが132.2×178×12.7mm/334g。

 なお、アクセサリ類についてはKindle Paperwhiteと同様のものが利用可能だ。

本体背面

底面に電源ボタンとUSB Type-Cポートを装備

主な仕様

カラーのニーズが高まりつつある中での投入

宮澤一聡事業部長

 23日に開かれた事前記者説明会では、アマゾンジャパンAmazonデバイス事業本部Kindle・Fireタブレット・アクセサリー事業部の宮澤一聡事業部長が挨拶。数あるAmazonデバイスの中でも「Kindleが原点である」とし、「あらゆる言語の書籍を閲覧できる」ことをコンセプトに開発された2007年の初代モデル(米国で先行)から数えて既に20モデル以上が投入されたことを振り返った。

 特に直近5年間で日本国内の累計ユーザーは5倍近く増加しているという。Kindleが日本市場で強い支持が得られている背景には、「100巻以上続いていることが珍しくない日本の漫画/コミックを省スペース化できる」「長時間バッテリ駆動できる」「目が疲れにくいフロントライト」「通知がなく読書に没頭する環境が作れる」を挙げ、近年カラーコンテンツが増加傾向にある中、満を持して日本でもKindle Colorsoftの投入に至ったとした。

Kindle Colorsoftのカラー化によるメリットをアピールする高杉紗里氏

 Kindle Colorsoftの特徴について、アマゾンジャパンAmazonデバイス事業本部製品担当の高杉紗里氏は、既存の省スペースや携帯性/持続性、視認性、没入感といった価値をそのままに、カラー化による表現力の増加、表紙の色分けによる検索性の向上、ハイライト機能の強化などを実現したことを挙げた。

 特に、子ども向けの学習マンガではフルカラーになっているのが増加しているため、それらの閲覧に向くとしたほか、ライブラリー表示においても表紙がカラー化されたことにより、より目的の本が見つけやすくなったことをアピールした。

カラー化によるメリット

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