映画「この世界の片隅に」テレビで8月2日アンコール放送

公開：2025/07/24 Mika Itoh │更新：2025/07/24

公開前から話題となり大ヒットした映画「この世界の片隅に」が、2025年8月2日にテレビ放送されます。これはNHK広島放送局が取り組む被爆80年プロジェクトの一環として放送するもの。

こうの史代原作・片渕須直が監督を務め大ヒットした映画「この世界の片隅に」がNHK総合テレビ（NHK G）にて2025年8月2日、中国エリア向けに放送されます。

広島は今年、2025年で被爆80年となります。被爆者の平均年齢が85歳を超えた今、被爆体験をどのように次の世代へ伝えていくかが大きな課題となっていますが、

映画「この世界の片隅に」は、広島市で生まれ育った18歳の「すずさん」の何気ない日常からの視点で描かれています。

軍港の街・呉市に嫁ぐことになったすずさんが、夫・周作や新しい家族とともに戦渦で苦しい状況のなかでも、工夫を凝らし明るく懸命に生きている。

そんなとき呉が空襲にさらされ、すずさんが大切にしていたものが失われしまい…それでも毎日は続いていく。

作品は優しい柔らかなタッチで、身近な日々の暮らしを通して描かれているため、自分事として改めて平和や戦争について考えられる内容となっています。

映画「この世界の片隅に」のアンコール放送は、2025年8月2日の午後3時50分からNHK広島総合テレビにて（中国地方向け）。放送後、NHKプラスで7日間見逃し配信も行われるとのこと。

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