現地時間8月27日から9月6日までイタリア・ベネチアで開催される第82回ベネチア国際映画祭。毎年、世界の名だたる監督や豪華なスターが集結するベネチア。昨年の最高賞・金獅子賞はスペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督が全編英語で紡いだ『The Room Next Door』が受賞した。今年の金獅子賞を競うコンペティション部門のゆくえはいかに?
第82回ベネチア国際映画祭(2025年)コンペティション部門 ノミネート一覧*第82回ベネチア国際映画祭 コンペティション部門 ノミネート一覧
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『Bugonia』 ヨルゴス・ランティモス監督(ギリシャ、アメリカ)『Jay Kelly』 ノア・バームバック監督(アメリカ)『Frankenstein』 ギレルモ・デル・トロ監督(アメリカ、メキシコ)『The Smashing Machine』 ベニー・サフディ監督(アメリカ)『A House of Dynamite』 キャスリン・ビグロー監督(アメリカ)『Father Mother Sister Brother』 ジム・ジャームッシュ監督(アメリカ)『The Wizard of the Kremlin』 オリヴィエ・アサイヤス監督(フランス、イギリス)『No Other Choice』 パク・チャヌク監督(韓国)『Orphan』 ラースロー・ネメシュ監督(ハンガリー)『L’étranger』 フランソワ・オゾン監督(フランス)『The Testament of Ann Lee』 モナ・ファストヴォルド監督(アメリカ、ノルウェー)『La Grazia』 パオロ・ソレンティーノ監督(イタリア)※オープニング作品『À pied d’œuvre』 ヴァレリー・ドンゼッリ監督(フランス)『The Voice of Hind Rajab』 カウテル・ベン・ハニア監督(チュニジア、フランス)『Hamnet』 – クロエ・ジャオ監督(イギリス、アメリカ)『The Real Case of Hansel and Gretel』 アグニェシュカ・ホランド監督(ポーランド)『Immaculate Flood』 ルクレシア・マルテル監督(アルゼンチン)『Our Endless Summer』 アンドリュー・ヘイ監督(イギリス)『The Book of Water』 アレハンドロ・アメナーバル監督(スペイン、チリ)『Savage Flowers』 ミア・ハンセン=ラヴ監督(フランス)『The Green Border』 モハマド・ラスロフ監督(イラン)日本勢は?
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2023年の濱口竜介監督『悪は存在しない』以来、コンペティション部門には日本勢がいないが、今年はアウト・オブ・コンペティション部門(主要賞の受賞対象外だが、映画祭が特別に紹介・上映する価値があると認めた話題作や注目作を扱う部門)に細田守監督のアニメーション作品『果てしなきスカーレット』が入った。同作では主人公役に芦田愛菜、主人公の相手役に岡田将生が声のキャストとして出演。日本では11月21日に公開が予定されている。
このほか、新潮流を感じさせる作品をピックアップするオリゾンティ部門には、 藤元明緒監督による日本、マレーシア、フランス、ドイツの合作『LOST LAND/ロストランド』が選出。藤元組公式サイトによれば、無国籍の幼い姉弟が、安住を求めて国境を越えていく命がけの旅路。これまでインディペンデントなフィールドから挑戦を続けてきた藤元監督にとって、長編3本目にして初のベネチア入りとなった。
そしてVR(バーチャル・リアリティ)やAR(拡張現実)、XR(複合現実)などの没入型コンテンツに特化した公式部門であるベニスイマーシブ部門のコンペティション部門に、和田淳監督のVRアニメーション作品『猫が見えたら』が選出された。
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