8人組アイドルグループ・timelesz(タイムレス)の“国民の元カレ”こと寺西拓人さんが、鹿児島県の繁華街・天文館を舞台にした映画『天文館探偵物語』に主演することが決定した。
映画初主演となる寺西拓人さんが演じるのは、バーテンバーとして働きながら、探偵として街の人々を助けたり事件を解決したりする宇佐美蓮。
寺西拓人さんによれば、自身の名が一躍知れ渡るきっかけとなったオーディション「timelesz project」(通称・タイプロ)のオーディションを受ける前日まで本作の撮影をしていたという。
「当時はまさかこうなるなんて、僕も思っていませんでしたが、それによってより多くの方々に鹿児島の魅力だったりこの作品がたくさんの人に伝われば嬉しいなと思っています」とコメントしている。
鹿児島県の繁華街 天文館が舞台の映画『天文館探偵物語』
『天文館探偵物語』は、南九州一の繁華街である鹿児島県の天文館を舞台に、探偵たちと街の絆を描く映画。監督/脚本は諸江亮さん、企画/プロデュースを嶋田豪さんが担当。11月21日(金)から鹿児島県先行公開、12月5日(金)からはTOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開される。
キャストは寺西拓人さんのほか、同じくSTARTO ENTERTAINMENTに所属する俳優の室龍太さん、高田翔さん、同じくtimeleszのメンバー・原嘉孝さん(友情出演)の出演も発表。
このほか、大原優乃さん、肥後遼太郎さん、新名真郎さん、西田聖志郎さん、西岡德馬さんといったキャストが出演する。
寺西拓人「原に関して言うと、半日で彼の撮影が終わったんですが……」
有名になるきっかけとなった「タイプロ」前に主演が決まっていた寺西拓人さん。「僕は撮影中ずっと鹿児島にいて、同じ事務所の仲間も代わる代わる行ったり来たりという感じだったんですが、すごく新鮮にお芝居ができたなと思います」と振り返った。
タイプロでの寺西拓人さんパフォーマンス
また、結果的にtimeleszで同じグループのメンバーとなった原嘉孝さんについて、「原に関して言うと、半日で彼の撮影が終わったんですが、なぜか2泊ぐらいして、打ち上げにも参加するという、よく分からない状況でしたね(笑)でも、みんなが来てくれてすごく楽しかったです」と明かしている。
寺西拓人さんは、1994年12月31日生まれ、神奈川県出身。舞台やドラマを中心にキャリアを積み上げ、役者としての演技力や表現力がファンの間で高い評価を獲得してきた。
2024年4月から実施されたtimeleszの新メンバーオーディションに参加すると、高い歌唱力やダンススキルといった確かな実力、さらには穏やかなたたずまいなどからときめく人が激増。ついた異名は“国民の元カレ”と、多くの人を熱狂の渦に巻き込んだ。