ジャスティン・ビーバー (Justin Bieber)が、日本時間7月11日13時、4年ぶりとなる新作「SWAG(スワッグ)」を緊急リリースした。

日本時間の11日早朝より突如、ニューヨーク、ロサンゼルス、アトランタ、レイキャビクなどの世界中の都市にアルバムのジャケット写真とそのトラックリストを掲載したサイネージが登場した。ジャケット写真と並べられたのは、妻でモデルのヘイリー・ビーバーと、昨年ヘイリーとの間に生まれた第1子、ジャック=ブルースとの家族写真。急なアルバム告知に注目が集まった矢先に突如アルバム全曲が配信リリースされた。

本作は過去最多の21曲入りで、2021年にリリースされたアルバム「Justice」に続く4年ぶり7枚目のアルバム。夫として、そして父親としての忠誠心が生まれたことによって深い視点と内省的なサウンドを追求するようになり、最も個人的なアルバムに仕上がっているという。ジャスティンの音楽キャリアの中では今回が最長のアルバムリリース間隔であり、全世界のファンにとって待望のリリースだ。また、今作にはシンガーのディジョン(Dijon)、エディ・ベンジャミン(Eddie Benjamin)、ラッパーのリル・ビー(Lil B)、ガンナ(Gunna)、セクシー・レッド(Sexyy Red)、キャッシュ・コベイン(Cash Cobain)、プロデューサーMk.gee、コメディアンのドルスキ(Druski)などが客演している。

ジャスティンは数カ月前よりSNSでスタジオに入って音楽制作をしている様子などを投稿し、アルバム制作を示唆していた。

ジャスティン・ビーバー「SWAG」

■ジャスティン・ビーバー「SWAG」
2025年7月11日リリース
配信中
▽トラックリスト
1.ALL I CAN TAKE
2.DAISIES
3.YUKON
4.GO BABY
5.THINGS YOU DO
6.BUTTERFLIES
7.WAY IT IS
8.FIRST PLACE
9.SOULFUL
10.WALKING AWAY
11.GLORY VOICE MEMO
12.DEVOTION
13.DADZ LOVE
14.THERAPY SESSION
15.SWEET SPOT
16.STANDING ON BUSINESS
17.405
18.SWAG
19.ZUMA HOUSE
20.TOO LONG
21.FORGIVENESS

ジャスティン・ビーバー

ジャスティン・ビーバーは、1994年3月1日、カナダはオンタリオ州ストラトフォード生まれ。独学でドラム、ギター、ピアノ、トランペットを習得したシンガー・ソングライター。12歳の頃YouTubeにアップしたパフォーマンス映像が瞬く間に5000万再生を突破。ネット上で話題になったことでDef Jamと契約。10年、1stアルバム「My World 2.0」が全米アルバム・チャート通算3週1位を獲得。同年のアメリカン・ミュージック・アワードでアーティスト・オブ・ジ・イヤーを含む最多4部門を受賞。第53回グラミー賞では「最優秀新人賞」含む2部門にノミネート。

11年、自伝映画「ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー」を公開。全米興行成績はマイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」の記録を超えるスタートを見せた。その後、11年の2ndアルバム「アンダー・ザ・ミスルトゥ」、12年の3rdアルバム「ビリーヴ」の他、企画アルバムである11年の「ネヴァー・セイ・ネヴァー(リミックス)」、13年の「ビリーヴ(アコースティック)」と5作品が連続で全米No.1に輝き、10代で5作品が全米1位となった最年少記録を樹立。15年には4thアルバム「パーパス」をリリース。本作からは「ホワット・ドゥ・ユー・ミーン?」「ソーリー」「ラヴ・ユアセルフ」の3曲が全米No.1ヒットに。16年、第58回グラミー賞で「ディプロ&スクリレックス/ホウェア・アー・ユー・ナウ withジャスティン・ビーバー」が“最優秀ダンス・レコーディング賞”を受賞。自身初のグラミー賞を受賞。

17年、第59回グラミー賞ではシングル「ラヴ・ユアセルフ」が“最優秀楽曲賞”含む2部門、アルバム「パーパス」が“最優秀アルバム賞”を含む2部門、合計4部門にノミネート。同年、ラテンミュージック界の大物=ルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキーのシングル「デスパシート」に客演。全米シングル・チャート史上、最長記録(※当時)となる16週1位に輝く。

20年にリリースされた5thアルバム「チェンジズ」も全米初登場1位を記録し、第63回グラミー賞最優秀ポップボーカルアルバムにノミネート。同年グラミー賞に参加楽曲含む4曲でノミネートされている。

21年には6thアルバム「ジャスティス」をリリースし、アルバム全6作が全米初登場1位を記録。リミックス・アルバムなど含むと、ソロ・アーティストとして史上最年少で8作目の全米1位を獲得した。収録曲には男性ソロ・アーティストとして初めて全米シングル初登場1位を獲得した「Peaches」をはじめ、「Lonely」「Holy」などのヒット曲が収録されている。

18年には妻でモデルのヘイリー・ビーバーと結婚し、24年に第1子ジャック=ブルース・ビーバーが生まれる。

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