2025年7月11日
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鑑賞方法:映画館
個人的にあまりこういういかにもまっすぐそうな感動恋愛系は好まないのだけど、
最近たてつづけに、奇をてらいすぎて置いてけぼりにされたり、格好つけすぎて白けたりな映画を観ていたからか、
捻りのない直球勝負な本作がとても真摯で誠実で心地よく感じた。いや、先述の作品たちが不誠実というわけじゃないんだけども。なんていうかな、作りて側が『自分が才能あるクリエイターだと思われたい』のか、『観客を楽しませたい観客が求めているものを提示したい』のかの違いというか。芸術としてはどちらも必要なんだけど、バランスが大事で、最近見たのがたまたま前者にかなり重点を置いたものだったので辟易していたから、本作のまっすぐさ純粋さが、私のような捻くれた人間にも刺さったんだろう。もっと平常運転のときに観たら、はいはいお涙頂戴の純愛映画ね、と星3つくらいだったかも。
あとストーリーや演出のすがすがしさもさることながら、キャスティングがとても良かった!
海外映画はあまり観ないので台湾の俳優さんぜんぜん存じ上げなかったのだけど、皆さんとっても素晴らしかった…ジミー役の方も、カラオケの店員さんたちも、特に不良少女役の子がとてもとても可愛くて目を奪われた。(余談、最近少女漫画を読んだ影響か、この不良少女が恋の邪魔者になるのかと少し思ってしまったのだけど、そんなこと全然なく、そこもまたすがすがしくて好ましかった)
ジミーの俳優さん、18の頃は本当にシャイな少年の声の出し方や表情や仕草や動きで、36では落ち着いて少しくたびれた大人の声や表情や仕草で、演じ分けの凄さに震えた。すごい役者さんだ。
青春18×2 君へと続く道