【ジャズハープ革命】— 世界がまだ知らない音楽の扉を開く
10年越しの再会を音にして、タイから広げる音楽の贈りもの!
ある願いから始まった夢のプロジェクト
「古佐古さん、タイでジャズハープのコンサートをやってくれませんか?」
このプロジェクトは、ある熱い想いから始まりました。
ハープ奏者であり、長年タイで音楽教育を続けてきた御手洗えまが、世界的ジャズハーピスト古佐古基史に10年前に投げかけた言葉です。
その時は実現には至りませんでしたが、その想いはずっと二人の心の中に生き続けていました。
出会いはシドニー。運命が動き出した瞬間
その出会いは、2014年、オーストラリア・シドニーで開催された国際的ハープイベント「ワールド・ハープ・コングレス」でした。
御手洗は参加者の一人としてイベントに足を運び、古佐古は演奏者として、世界中から集まったハーピストたちの前で独自のジャズハープスタイルを披露していました。
舞台で自由にハープを演奏し、観客であったプロのハーピストたちを魅了する姿が、今も彼女の脳裏に焼きついています。
「こんなハープの演奏があるなんて——!」
タイに届けたい「自由な音楽」
ジャズが盛んなタイで、彼の演奏を生徒たちに聞かせたい。そんな思いが湧き上がり、彼女は迷わず声をかけました。
「機会があればぜひ、タイでも演奏してください」
当時、古佐古もまた強く心を動かされていました。
彼の視点から見た御手洗は、東南アジアという、欧米に比べてハープの土壌が整っていない土地で、ただ一人でハープを広めようと尽力する日本人女性。
その姿はとても鮮烈で、まさに“志を持って音楽を届ける”存在に見えました。
文化も風土も言語も違う異国で、音楽という言語を武器に道を切り拓いていく。彼女のその在り方に、音楽家として、同じ日本人として、計り知れない敬意と共鳴を感じたのです。
そして、何よりも古佐古が感銘を受けたのは、彼女が「音楽を国境の向こうへ運ぶ人」であるということ。
ハープという比較的マイナーな楽器を携えて、未知の文化圏に種をまき、水を与え、根づかせようとしているその姿に、音楽家としてのロマンを強く感じたと語っています。
「いつか、必ずこの人のいるタイで演奏したい」——その約束から、10年が経ちました。
時を経て、動き出した約束
御手洗は、タイで地道にハープ教育の基盤を築いてきました。
最初は認知すらほとんどなかったハープという楽器も、次第に人気を集め、生徒の数も増えていきました。
とはいえ、クラシック音楽一辺倒では、生徒たちの可能性を最大限に引き出すことができないという実感も強くなっていきました。
「クラシックだけじゃない。もっと自由に、もっと感性を解放できる音楽がある。生徒たちにその世界を見せたい」
御手洗にとって、2014年の古佐古基史の演奏との出会いは、音楽人生を揺さぶる出来事でした。
譜面を超え、自由に、まるで語りかけるように紡がれる音。彼のジャズハープは、「音楽って、本来こんなに自由で、楽しいものだったんだ」と思い出させてくれたのです。
だからこそ、生徒たちにも体験してほしいと願っています。
音符通りに弾くことだけが音楽ではないこと。自分の感性を信じて、心から音を楽しむこと。その可能性を、古佐古の演奏を通して伝えたいのです。
そんなとき、10年前の出会いが、再び心をよぎったのです。
古佐古もまた、年齢を重ね、音楽家として次世代に技術と情熱を伝える意義を感じるようになっていました。
自身の奏法や知識を、必要とする誰かに伝えること。それが、自分の音楽人生の集大成になると気づいたのです。
「自分が独自に築き上げてきたこの奏法を、ただ自分の中に抱えたまま死なせてしまうのは、あまりにも惜しい」——そう彼は語ります。
「今こそ、あの約束を形にするときだ」
その想いが、今回のプロジェクトの出発点になりました。
音楽の可能性を、あなたの手で広げてほしい
音楽は国境を越え、文化を超え、時代を超えて人々の心を繋ぐものです。
そのひとつが「ジャズハープ」。
ハープと聞くと、多くの人はクラシックの荘厳な旋律を思い浮かべるでしょう。
しかし、ジャズハープはまったく異なる世界観を持ちます。
即興演奏、リズムの躍動感、グルーヴ感のある響き——ハープの可能性を解き放つこのスタイルは、世界的にもまだ発展途上です。
特にアジアでは、ジャズハープを体験する機会がほとんどありません。
私たちは、ジャズハープの魅力をもっと多くの人に届けたいという想いのもと、
2025年6月、タイ・バンコクでジャズハープコンサート&ワークショップを開催します。
そして、今回このプロジェクトをあなたと一緒に実現したいのです。
なぜジャズハープなのか?
ジャズの自由な表現、即興のスリル、リズムの力強さ——これらをハープという楽器で体感することは、まったく新しい音楽体験です。
ピアノやギターによるジャズは世界中で広く親しまれていますが、ハープでジャズを奏でるという試みは、まだ発展途上であり、世界的にもその演奏家はごくわずかです。
特にアジアにおいては、ジャズハープを聴いたことのある人さえ限られており、それを専門的に学べる環境もほぼ存在しません。
ハープは一般的にクラシック音楽の象徴のように捉えられており、その優雅で静謐な音色に魅了される方も多いでしょう。
しかし、実はこの楽器にはもっと多彩な表現の可能性が秘められています。
グルーヴ感のあるリズム、即興で生まれるメロディー、そして演奏者の個性を映し出すアドリブ。
それをハープで実現できることを証明してきたのが、古佐古基史という音楽家です。
彼はもともとジャズギターから音楽を学び始め、後にハープという新たな楽器を独学で習得しました。
ギターで培ったジャズ的感性と、ハープの特性とを融合させることで、まったく新しい奏法と音楽世界を築き上げたのです。
このスタイルに触れることは、特に若いハーピストたちにとって、音楽の概念そのものを刷新する経験となります。
正確に弾くこと、既存の譜面をなぞることだけが音楽ではない——その気づきは、演奏家としての自信や表現力を大きく育てるきっかけとなるでしょう。
なぜタイなのか?
この挑戦の舞台に、タイを選んだのには理由があります。
それは、タイにはまだジャズハープというジャンルがまったく根づいていないからこそ、可能性があると信じているからです。
そして何よりも、そこには音楽を学ぶことに純粋な熱意を持つ若者たちがいるからです。
御手洗は2005年よりタイに拠点を移し、ロイヤル・バンコク交響楽団での活動や教育機関での指導を通じて、ハープの普及に力を尽くしてきました。
当初、タイにはハープという楽器そのものが珍しく、学ぶ環境も限られていました。それでも彼女は諦めることなく、少しずつ土壌を耕し、タイ人ハーピストたちを育ててきたのです。
そしていま、ようやくその芽が出始めました。
音楽学校には志を持つ生徒たちが集まり、日々練習に励んでいます。
けれども、彼らが触れている音楽の多くはクラシックに偏っており、自由に音楽を表現する機会はまだ多くありません。
古佐古の演奏は、そんな彼らに「音楽ってもっと自由でいいんだ」と伝える大きなインパクトとなるはずです。
「こんな風にハープを弾いてもいいんだ!」
その体験は、未来の演奏家たちにとって、かけがえのない宝物になるでしょう。
また、タイには在住の日本人コミュニティも存在しています。
このコンサートが、日本人とタイ人を結びつけ、音楽を通じた文化交流の場となることも大きな意義の一つです。
音楽を通して、国境を越えた心のつながりが生まれる——それは、御手洗と古佐古の想いに共鳴する形でもあります。
このプロジェクトを通じて、タイの音楽教育の現場に、そして東南アジアの音楽シーンに、新たな風を吹き込みたい。
私たちは本気でそう考えています。
御手洗えま プロフィール
桐朋学園大学で学位を取得
ロータリー財団の全額奨学金を得て、英国・王立ノーザン音楽大学で大学院ディプロマを取得
英国での演奏活動を経て、2005年よりタイ・バンコクに移住
ロイヤル・バンコク交響楽団 首席ハープ奏者
ロイヤル・バンコク交響楽団音楽学校 ハープ講師
2018年、サイアム・ハープ協会(SHS)を設立。タイでのハープ音楽普及に尽力
プロジェクト概要
📅 日程:2026年 上半期内の4日間(タイ・バンコク)
🎵 ジャズハープコンサート
古佐古基史による2回のライブパフォーマンス
即興演奏の魅力を五感で体験し、ハープの新たな可能性を知る
🎶 ワークショップ
レベル別に編成された参加型グループワークショップ
ジャズや即興演奏の基本概念、リズムアプローチ、古佐古独自の奏法などを実演・解説付きで学ぶ実践講座
この4日間のプログラムを通して、単なる「聴く音楽」ではなく、「感じて、奏でて、創造する音楽」の喜びを届けます。
出演者プロフィール:古佐古基史(ジャズハーピスト)
プロのクラシック演奏家から転身し、ハープによる即興演奏という世界でも極めて稀な表現領域を切り拓くアーティスト。
カリフォルニアを中心に、日本、カナダ、オーストラリア、ブラジル、イタリアなど国際的な演奏活動。
2007年、アメリカ・ソルトレークシティー 「ジャズ&ポップハープコンテスト」 に日本人として初めて入賞、準優勝。
アメリカの音楽誌『Harp Column』で二度にわたって特集記事が掲載される。
演奏スタイルは、ジャズ・民族音楽・クラシックを融合させた独自のアプローチで、グラミー賞受賞アーティストを含む世界的演奏家との共演も多数。17枚のアルバムをリリースし、国際的にも高く評価されている。
🎶 今回のプロジェクトでは、古佐古が東南アジアで初の本格的ジャズハープ公演を行い、現地の若手音楽家に“創造する音楽”の種を蒔きます。
資金の使い道
🎯 目標金額:70万円(クラウドファンディング手数料を含む)
このプロジェクトを実現するには、どうしても越えなければならない金銭的な壁があります。
ジャズハープという特異なジャンルにおいて、世界の第一線で活躍する演奏家を海外から招聘し、教育的意義を持つワークショップを開催するには、相応の経費がかかります。
内訳:
会場使用料・機材レンタル費:約10万円
機材輸送費:約5万円(タイ国内での楽器調達+運搬)
演奏者渡航・滞在費:約30万円(米国からタイへの往復と現地滞在経費)
広報費・記録撮影費:約10万円(映像制作や撮影費用)
その他雑費・手数料:約15万円(クラウドファンディング手数料含む)
あなたのご支援が、一音一音に未来を響かせる力になります。
リターン(すべてオンラインで完結します)
🎁 今回のプロジェクトは、CDや書籍などの製品を制作するためのクラウドファンディングではありません。
物品として手元に残るものではなく、音楽という“体験”や“出会い”そのものを未来へつなぐための支援です。
そのため、リターンは一律とし、金額の多少にかかわらず、すべての支援者の皆さまに以下の特典をご用意いたします。
🎥【全支援者共通リターン】
① タイ出立前:支援者の皆様への感謝のメッセージ
② タイ滞在中:タイから古佐古基史&御手洗えまとの動画生配信(日時は事前にお知らせします)
③ イベント終了後:コンサート動画及び舞台裏(演奏準備やリハーサルの様子など)を含むタイ滞在中の記録動画オンライン視聴
💡 支援は 1口3,000円 から。何口でもご支援いただけます。
リターンの差を設けず、すべての支援者を等しく迎える形を取らせていただいております。
このプロジェクトの趣旨をご理解いただき、少しでも多くの方が“想い”という形でご参加くださればと願っています。
※すべてオンラインで完結するリターンとなり、物品配送はありません。
このプロジェクトが目指す未来
これは、単なる一回限りのイベントではありません。
それは、ジャズハープという新しい音楽の可能性を、タイという地で育み、未来の音楽家たちに“自由な音楽”の光を届ける試み。
それは、ハープという楽器が持つ、まだ知られていない未来を切り拓く挑戦。
それはまた、異国で活動を続けてきた御手洗えまと、世界に挑む古佐古基史という、二人のアーティストの約束が結実する瞬間でもあります。
🎵 音楽には国境がありません。しかしその音を、国を越えて届けるのは、演奏家たちの情熱と、あなたの想いです。
どうか、この夢の実現にご参加ください。
🎯 このページの「支援する」ボタンから、あなたの想いをカタチにしてください。
あなたの一歩が、音楽の未来を変える大きな一歩になります。
🎬 ライブの一瞬一瞬が、 🎹 ハープの音色が、タイの夜の暑い空気を震わせ、 観客の心を包み込むその瞬間を、
共に創りましょう。
🎵 音楽は国境を越え、心を繋ぐ 🎵
なお、古佐古基史様及び御手洗えま様からプロジェクトを行うこと、名称掲載を行うことの許諾を取得しております。
また、プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む)によりイベントが開催できなかった場合、開催を延期いたします。

