Photo: Bruce Glikas/Getty Images
Netflixドラマ『13の理由』などで知られるブランドン・フリンが、脚本家ウィリアム(ビル)・バストとジェームズ・ディーンの秘めたロマンスを描く新作映画『Willie and Jimmy Dean(原題)』で、ディーン役に抜擢された。ガイ・グイドが脚本・監督・製作を務める同作は、2006年に刊行されたバストの回想録『Surviving James Dean(原題)』を原作に、バストとディーンのロマンスが描かれる。2015年に84歳で亡くなったバストは、ディーンと19歳のときにカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の演劇プログラムで出会い、恋愛に発展したと著書で明かしている。
『The Hollywood Reporter』によると、1955年9月30日に24歳で交通事故で亡くなったディーンは、当時女性とも交際していたが、バストとの関係を密かに続けていたという。映画では、保守的だった1950年代初めのLAを舞台に、ディーンのブレイクによる関係の変化、彼の悲劇的な死、そしてバストが自らのセクシュアリティと向き合う様子が描かれるようだ。