Disney+は、子ども向け作品が多い動画配信サービスだと思っている人もいるかもしれない。実際には、ルーカスフィルムマーベルを抱えており、大人が本気で楽しめるコンテンツもかなり充実している。

Disney+はサービス開始以降、『マンダロリアン』や『ロキ』をはじめとする、スター・ウォーズやマーベルのビッグタイトルを活かし、次々とドラマシリーズをリリースしてきた。このリストでは、スター・ウォーズやマーベル作品はもちろん、それ以外にも観るべきと名作を厳選して紹介する。

『WIRED』にはNetflixApple TV+のおすすめガイドもあるので、動画配信サービスごとのラインナップを見比べて選ぶのもアリだろう。

『スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・ジ・アンダーワールド』

この世には2種類の人間が存在する。スター・ウォーズの映画やドラマはもう十分だと考える者と、来年公開予定の『マンダロリアン&グローグー』を指折り数えて待つ者だ。もしあなたが後者に属するのなら、朗報だ。いますぐに観られるシリーズがある。本作『スター・ウォーズ:テイルズ・オブ・ジ・アンダーワールド』もそのひとつである。2022年の『テイルズ・オブ・ザ・ジェダイ』、昨年の『テイルズ・オブ・ジ・エンパイア』に続く、全6話構成のアンソロジーシリーズだ。

本作もスター・ウォーズらしく、光と闇の戦いが描かれる。元暗殺者/賞金稼ぎのアサージ・ヴェントレスと、無法者キャド・ベインという2人の悪党が、自分たちの新たな人生を築こうと手を組む。やがてベインは、かつての仲間と再会するが、その人物は今や法を守る保安官へと転身していた。そして再び、激しい戦いの幕が上がるのだ。

『キャシアン・アンドー』

『キャシアン・アンドー』は奇跡のような作品だ。アカデミー賞に2度ノミネートされたトニー・ギルロイ(『フィクサー』、ボーンシリーズの脚本家)が手がけ、『ローグ・ワン』で人気を博したキャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)の誕生を描いている。

舞台は、反乱軍がまだ芽吹きの段階にあった時代。アンドーがどのようにしてレジスタンスの中核へと成長していくのかが、緻密かつ重厚に描かれる。フィオナ・ショウやステラン・スカルスガルドら名優が脇を固め、音楽は『ムーンライト』『サクセッション』で知られるニコラス・ブリテルが担当。

マンダロリアンやジェダイたちが主役だったこれまでのスター・ウォーズ作品とは一線を画す本作は、まさに“プレミアムドラマ”に最も近い仕上がりだ。シーズン2もすでに完結しており、いまこそ視聴を始める、あるいは再開する絶好のタイミングである。

『ドクター・フー』

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