▼かつて映画館があったまちに、もうひとつの映画文化をつくりたい。
長野県佐久市にはかつて地域に根ざした映画館があり、多くの人が物語に触れる日常を楽しんでいました。
しかし、老朽化によって閉館してしまい、地域から映画文化が姿を消してしまいました。
そんな中、有志企業によって2025年夏、佐久市中込に新しい映画館が誕生する計画が進んでいます。
この希望の動きに先駆けて、私が営む小さなイベントスペース「さくのす」を
もっと身近な“もうひとつの映画館”にしたいと思い、このプロジェクトを立ち上げました。
▼自己紹介:映画を通じて、人と人がつながる「居場所」を。
はじめまして!私は佐久市中込で、イベントスペース「さくのす」を運営している桑原と申します。
運営会社:合同会社レインボーダッシュ にじや不動産
事業:不動産仲介事業、賃貸事業、地域支援事業
代表:桑原あやこ
担当:桑原大輔
「さくのす」は、学生からシニアまで、どなたでもふらっと立ち寄れる“まちのリビングルーム”としてオープン。
・古本古道具の販売
・イベントスペースの貸出
を行っています。
今度は、映画というツールを通じて、人と人がゆるやかにつながれる場所にしたいと思っています。
映画は、ただ観るだけのものではなく、「感じること」や「語り合うこと」を引き出す力があります。
それを地域で共有できる場をつくりたい――そんな思いからこのプロジェクトは始まりました。
▼プロジェクトの内容
「さくのす」にプロジェクター、スクリーン、スピーカーを設置し、月に2回ほどの映画上映会を開催します。
上映には、社会課題や環境問題に特化した映画の上映会プラットフォーム「cinemo(シネモ)」を利用します。
※cinemo(シネモ)運営会社ユナイテッドピープル(株) 様からプロジェクトを行うこと、名称掲載を行うことの許諾を取得しております。
ーcinemo(シネモ)とは?
環境、教育、人権、ジェンダー、フードロス、社会変革などをテーマにした良質なドキュメンタリー映画の上映会(自主上映会)開催や、全国各地で行われる上映会を見つけたり、映画の口コミを書き込むことのできるサービスです。
年間契約をすることで、約80本の作品から年間24回まで上映できます
映画一覧の例
・コスタリカの奇跡~積極的平和国家のつくり方~
・食べることは生きること~アリス・ウォータースのおいしい革命~
©️2024 アリス映像プロジェクト/Ama No Kaze
・ザ・トゥルー・コスト~ファストファッション 真の代償~
©️TRUECOSTMOVIE
上映会の参加費は1回1,000〜1,500円を予定。
クラウドファンディング支援者の方には、
上映招待券
上映作品を選定してイベント開催できる権利
など、特別な体験をご用意しています。
▼鑑賞スタイルと過ごし方
上映は、店内の本棚の前にスクリーンを設置して行います。
ーAIで生成した設置後のイメージ
リラックスして観賞できるよう、肘掛け付きの椅子を整え、居心地のよい雰囲気づくりを大切にします。
鑑賞後には、その映画のテーマに合わせたトークや感想シェアの時間を設定。
映画をきっかけに、地域の中で小さな対話や気づきが生まれ、社会課題解決に少しでも近づく。
そんな場所を目指します。
また、ドリンク提供ができるように飲食店許可申請を行う予定です。
もし、飲食店許可が間に合わなかった場合は、リターンに含まれているドリンクチケットが無駄にならないよう、
近隣飲食店と連携してご利用いただけるようにします。
▼資金の使い道
目標金額は35万円です。
ご支援いただいた資金は、以下のような設備費に充てさせていただきます。
・昼間でも見やすい高輝度プロジェクター 6万円
・壁掛け式スクリーン 1万円
・聞き取りやすさを重視したスピーカー 1万円
・可動性のあるプロジェクタースタンド 1万円
・鑑賞用の肘掛け付き椅子(12脚) 7万円
・cinemoの年間上映ライセンス契約費 14.3万円
・チラシやポスターの宣材物購入費 4.7万円
┗チラシ100枚、ポスタ3枚 1,980円 × 年間24回=47,520円
合計約35万円
▼目標額を超えた場合は?
もし、目標を超えるご支援をいただけた場合には、以下のような費用に充てさせていただきます。
・より高性能なプロジェクターの導入
・来年度以降のcinemo契約更新費用
・上映環境の改善(椅子の追加、遮光スクリーンなど)
支援してくださった方が、より快適に・継続的にこの映画空間を楽しんでいただけるように、活用いたします。
▼映画が、地域の文化になるように
このプロジェクトのゴールは「映画設備の設置」ではありません。
私が目指すのは、映画を通じて人と人がつながり、地域に新しい文化が育まれること。
そして、社会課題解決・世界平和に1ミリでも近づくこと。
・地域の方と上映作品を一緒に考える
・貧困、ジェンダー、教育などをテーマにした小さなトークイベントを開く
・若者からシニアまで社会課題の学びの場をつくる
そんな“これからの文化の拠点”として、「さくのす」を育てていきたいと考えています。
▼最後に
地域に再び、映画のある日常を取り戻したい。
でもそれは、映画館だけではなく、もっと自由で、もっと身近で、もっと語り合える空間があってもいい。
「さくのす」が、そんな“もうひとつの映画館”となれるよう、どうか皆さまのお力を貸してください。
ご支援、よろしくお願いいたします。