
番組タイトル決定!
「桂米朝 なにわ落語青春噺(ばなし)」
今年生誕100年の落語家・桂米朝(1925~2015)。
戦後存亡の危機にあった上方落語を救い、現在の隆盛を築いた。
芸を極めたレジェンドの足跡を、生年と同じ1925年に開局したJOBKとの関わりと共にたどります。
ドラマパート 出演者コメント

桂吉弥
【桂米朝/中川清 役】
米朝師匠を演じるとなって、一斉に各方面から「おめでとう」とメールが届きました。僕らもびっくりするくらいBKさんの力の入れようがすごくて、セットも朝ドラ・大河のようだし、照明・音響にも非常にこだわっていて、どういう仕上がりになるのか楽しみです。米朝師匠の内弟子をしていた時に聞いていた米朝師匠の上方落語への熱い思いがセリフの中にあるので、すごいめぐり合わせだなと思っています。

五代目 桂米團治
【四代目 桂米團治 役】
(米朝は)若い時こんな腹回りが大きくなかったと思うので、衣装部屋では「なんやねんお前、米朝とちゃうやろ」と言っていたんですけれど、撮影していると吉弥君が若い時の米朝に見えてくるんです。米朝が生きていれば100歳と放送開始100年が重なりまして、その100年の歴史が今この年に凝縮されている気がして、非常に縁を感じる次第です。

笑福亭鉄瓶
【笑福亭光鶴(松鶴) 役】
私が入門した時は松鶴師匠がいらっしゃらなかったので、私の中から出てくるのは師匠の鶴瓶や直系の先輩から伺う松鶴師匠像や、今残っている音源や映像の松鶴師匠です。笑福亭一門の直系の方に会ったら何と言われるかビクビクしているのですが、できる限り松鶴師匠に近づけたらうれしいと思っています。
ナレーションは貫地谷しほりさんに決定!
連続テレビ小説「ちりとてちん」で落語家を目指すヒロインを演じた貫地谷しほりさんがナレーションに決定しました。
JOBK100年「桂米朝 なにわ落語青春噺(ばなし)」
6月21日(土) 午後7時30分~8時42分(関西地方)
▼放送後2週間、NHKプラスで見逃し配信あり▼
今年生誕100年の落語家・桂米朝(1925~2015)。戦後存亡の危機にあった上方落語を救い、現在の隆盛を築いた。芸を極めたレジェンドの足跡を、生年と同じ1925年に開局したJOBKとの関わりと共にたどります。
番組では「落語家米朝誕生」、「盟友松鶴との切磋琢磨(せっさたくま)」「多士済々の弟子たち」という3つの切り口から、米朝宅に残る資料、関係者の証言、NHKに残されたアーカイブスを駆使し、上方落語復興の過程を多角的に描きます。ドラマパートでは、米朝役を、米朝宅で内弟子修行した孫弟子・桂吉弥さん、米朝の師匠四代目桂米團治役を、米朝の長男・五代目桂米團治さんがそれぞれ演じます。
上方落語の豊かで深い世界を存分に味わう72分です。
【ドラマパート出演】 桂吉弥、五代目桂米團治、笑福亭鉄瓶、三林京子 ほか
【ナレーション】 貫地谷しほり