テンセント・ミュージック、大手K-POP事務所の第2位株主に

 中国テック大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)傘下のテンセント・ミュージック・エンタ-テインメントは27日、韓国発KーPOPの大手事務所SMエンターテインメントの第2位株主になる見通しだと明らかにした。写真はテンセントのロゴ。中国・上海で2021年12月撮影(2025年 ロイター/Aly Song)

[ソウル 28日 ロイター] – 中国テック大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)(0700.HK), opens new tab傘下のテンセント・ミュージック・エンタ-テインメント(1698.HK), opens new tabは27日、韓国発KーPOPの大手事務所SMエンターテインメント(041510.KQ), opens new tabの第2位株主になる見通しだと明らかにした。
SMエンターテインメントは規制当局に提出した書類で、同社株9.7%をテンセント・ミュージックが取得し、カカオ(035720.KS), opens new tabと関連会社カカオエンターテインメント(保有率42%)に次ぐ第2位株主になるとした。

大手事務所HYBE

テンセント・ミュージック・エンタ-テインメントのコメントは得られていない。香港市場の同社株は28日、2.9%上昇した。

中国は、米国の地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)の韓国配備に反発し、2016年以降、KーPOPのコンサートやイベントを事実上禁止している。解禁されれば、事務所のチケット販売収入が大幅に増加するとアナリストは指摘する。

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