司書が選んだ本 買える「図書店」 未来屋書店と砺波図書館コラボ

砺波図書館のおすすめ図書が購入できるコーナー=砺波市の未来屋書店となみで

年代別に紹介「関心高め合う両輪に」 未来屋書店となみ(イオンモールとなみ内)は、砺波市砺波図書館とのコラボ企画として、図書館職員が選んだおすすめ図書を購入できるコーナー「図書店 POP−UP(ポップアップ)」を店頭に開設した。図書館と書店がタッグを組んで読書文化を盛り上げる取り組みは、県内では初めての試み。 (武田寛史)

 砺波図書館は年4回(3カ月に1回)、職員が“ココロふるえる本”をテーマに、幼児、小学1〜3年生、小学4〜6年生、中高生の年代別に選んだブックリスト「フルフル」を館内で紹介している。今回は、このブックリストの本や絵本を市内の書店でも紹介し、購入できるようにした。

 未来屋書店は地域と連携した企画を展開しており、イオンモールとなみ内の店舗では27日から、図書館が5月に発表した幼児向けリストと、小学1〜3年生向けの過去のリストから本や絵本計18冊を棚に並べた。土山由紀子店長は「本のプロの司書の目で選んだ本を書店で利用者に提供できる良い機会。図書館と連携して本の文化を盛り上げたい」と話す。

 五島書店(砺波市本町)などでも“図書店”コーナーが開設され、砺波図書館は他書店にも連携を広げている。砺波図書館の雄川環(たまき)図書サービス係長は「ブックリストを発表すると該当する本が2カ月間は貸し出し状態になる。書店でも購入できることで、本の文化や読書の習慣をさらに広めていければ」と期待する。

 雄川係長によると、書店がなくなった地域では、図書館利用も減少するケースがあったといい「図書館と書店は本への関心を高め合う両輪で、今後も連携して読書推進に取り組んでいきたい」と話している。

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