連続テレビ小説「ばけばけ」のロケが松江市でも始まり、ヒロインの高石あかりさんが神社での撮影に臨みました。

連続テレビ小説「ばけばけ」は、明治時代の作家、小泉八雲の妻・セツをモデルにしたドラマで、ことしの秋に放送が始まります。

大阪などでロケが行われるなか、ドラマの主な舞台となる松江市でも、21日、初めてのロケが行われ、ヒロインの高石あかりさんが八重垣神社で撮影に臨みました。

この神社にある「鏡の池」は、古くから、紙にお金を乗せて浮かべ、沈んだ時間と進んだ距離で恋愛を占えるとの言い伝えがあり、高石さんは、紙を浮かべるシーンを表情豊かに演じていました。

そして、23日、高石さんは八雲をモデルにした役を演じる俳優、トミー・バストウさんとともに松江市で会見に臨みました。

このなかで、「衣装を着ると、神社の空気感もふだんと違いました。地元のエキストラの皆さんと撮影できて貴重な機会でした」と述べ、松江市での初めてのロケを振り返りました。

また、バストウさんは「台本を読むほど八雲と自分との共通点が見つかります。自然な環境で、ゆっくりと楽しく、撮影できました」と述べました。

ドラマでは、松江市が舞台となるシーンは全体のおよそ7割を占めるということで、今後もロケが行われることになっています。

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