2025年5月13日

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鑑賞方法:映画館

adoさんが2024年に行なった国立競技場のライブ映像の映画化。
adoさんの歌唱はすごい。圧巻。
……なのだが、それをすっきり聞かせてくれない演出とカメラワークが酷い。
途中退出したくなる映画なんて、私はそうそう出会ってないのだが、この作品は何度も途中退出したくなった。拷問的。
悪いライブ映像・演出のお手本として、この作品を観てみるのもアリ……かも。
Adoさんの歌唱と、最後のゲストとの共演部分だけは良かったので、星1.5にしておきます。
・悪い点
・Adoさんが影絵……なのは、そういうものだこら仕方ないのかもしれませんが、最初檻の中で窮屈そうに何曲も踊ってたのに、途中から檻から出て、 「出れるんかい」と思ってしまった。
檻の中が2、3曲だったらわかるんだけど。
・演出が意味不明。花火とか、ドローンとか、お金がかかってるのはわかるんだけど、Adoさんの歌唱を聴きたいわけで、花火大会は他でやって欲しい。いらん。
・カメラワークがひどい。
観客のドアップはいらん。冷める。カメラを頻繁に切り替える意味がわからない。スイッチングしたいだけ?バンドメンバーもアップで映す必要あんまり無いと思う。
・トロッコ(?)のシーン、意味不明。
途中、ライブでよくある、トロッコのようなものに乗って観客席の間を移動するシーンがあるのですが……暗くて何にも見えないw
何やってんのかわからない。
映像作品としてコレでいいと思ったの?
ココはイチバンきつかった。拷問だ。
・MCが長くて暗い。
MCが拙いのは、まだ若いから仕方ないのかもしれませんが、長い。
オマケに影絵だから、表情も動きもほとんど無い。しかも、ここだけカメラを動かさないという……無能か?
このMCの長さなら、もう2曲くらいできたんじゃないかと思いました。歌手だったら、歌で想いを伝えて欲しいところ。
・スタッフロールで、会場設営風景。
「頑張ったんですよー、すごいでしょ」
っていうのはわかるけど、全然興味ないです。
コレイチバンやっちゃいけないやつ。

……というわけで、悪いライブ映像の見本のような作品です。
しかも3000円だった……
高く評価してる方もいますが、Adoさんの歌唱は素晴らしくても、演出が酷いので、その部分はしっかり悪い評価をしないと、次に繋がらないと思います。

Keito

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劇場版 Ado SPECIAL LIVE「心臓」

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