認知症のある方が暮らす「認知症世界」。
そこでは時間の感覚が失われたり、
人の顔がわからなくなったり。
不思議な現象が次々と起き、
誰もがいろいろなハプニングを体験します。
認知症の当事者の目から見た世界を「旅のスケッチ」と「旅行記」の形式でまとめ、異世界を旅するように認知症の方が生きる世界、観ている景色を体験できる本「認知症世界の歩き方」は、認知症の本として異例の大ヒットを記録しています!

それでも、認知症には今も、
強い偏見と大きな誤解があります。
その偏見によって、
多くの認知症のある方が
生きづらさと絶望を感じています。
そんな日本人の、世界の、人類の
“認知症観”を変革するために、
「認知症世界の歩き方」の映画
をつくることにしました!

「認知症世界の歩き方」映画化プロジェクト発起人
issue+design 代表 筧 裕介
認知症とともに、
幸せに生きるための手がかりを!
ページを読んでくださり、ありがとうございます!
「認知症世界の歩き方」映画化プロジェクト発起人の筧裕介です。
私は、issue+design(NPO法人イシュープラスデザイン)という団体で、「社会の課題に、市民の創造力を。」をテーマに、デザインの力で社会課題を解決する取り組みを行っています。

認知症について調べようとしても、世の中にあふれているのは、医療や介護の専門家による難しい言葉ばかり。 一番大事なはずの「ご本人」の気持ちや困りごとがまとめられた情報はほとんど見つかりません。
この情報の不足が、認知症への偏見や誤解、そしてご本人や家族の生きづらさにつながっているのではないか。 私たちはそう考えました。
世の中では、認知症についてこんなイメージが広がっています。

でも、実際には—— 認知症のある方の行動には、ちゃんと理由があります。 「わけのわからない行動」ではなく、見えている世界が違うだけ。 そして、認知症があっても、人生を楽しんでいる方はたくさんいます。
そこで、私が運営委員を務める「認知症未来共創ハブ」で認知症のある方約100名にインタビューを行い、彼らの世界の見え方、感じ方、困りごと、認知機能の変化を整理し、可視化しました。その結果、生まれたのが 『認知症世界の歩き方』 です。
認知症は 「今のところ」医学的に治す方法がないという現実があります。しかし、認知症のある方の視点から学び、生活の困りごとの背景にある理由を知ることで、「向き合い方」や「周囲の環境」を変えることはできるのです。

本やワークショップだけでは広げられる層に限界…
映画化にチャレンジする理由
高齢化が進む日本にとって、認知症は避けては通れない大きなテーマです。
私たち「issue+design」は、
『複雑で難解なテーマだからこそ、デザインの持つ「美と共感の力」「社会システムを変える力」が役立つに違いない』
そんな思いのもと、7年前から認知症の課題に取り組んできました。
そして生まれたのが、『認知症世界の歩き方』。 20万部を超える異例のヒット作となり、NHKをはじめとするテレビ番組でも50回以上紹介され、大きな反響を呼びました。
書籍をもとに開発した実践ワークショップには1万人以上が参加し、約1,000人のファシリテーターが全国で活動しています。 さらに、厚生労働省の「認知症サポーター養成講座」の教材としても活用され、全国約100地域で導入が進んでいます。
『認知症世界の歩き方』ワークショップの様子。累計1万人以上が参加。
それでも、あと一歩のところで輪が広がらない。
認知症は、人生100年時代を生きるすべての人に関係するテーマ。 けれど実際には、関心を持っているのは、ご本人や介護に関わるご家族が中心で、「まだ身近じゃない」人たちには、どうしても届きづらい。
どこか遠い話。
自分とは関係ないもの。
そんなふうに捉えられがちなのが、認知症なのです。 だからこそ今、私たちは映画というかたちでこの世界を届けようとしています。

重たいドキュメンタリーではなく、「認知症って、そういうことだったんだ」と、ふと心に入ってくるような、映画としておもしろい作品を目指しています。
映画だからこそ出会える人がいて、映像だからこそ届く感情があります。 そんな映画を通じて、「認知症になっても、幸せに生きられる社会」を、より多くの人と一緒に描いていきたいと思っています。
イラストから実写へ!
認知症の世界をユーモラスに描く
一般的に、認知症をテーマにした映画では、「怖い」「つらい」「悲しい」といったイメージで描かれることが少なくありません。 でも私たちは、そんな既成概念をやさしくひっくり返すような、あたらしい物語を届けたいと思っています。
観終わったあとに、「おもしろかった」「なんだかあたたかい気持ちになった」と感じてもらえたら、それが何よりの喜びです。

監督・脚本を務めるのは、社会課題をテーマにした映像制作で知られるイグジットフィルム代表の田村祥宏さん。
田村さんは、社会課題に向き合う映画レーベルをNPOとして立ち上げ、複雑な問題を解決するためにロジックとアートを融合させた新しいアプローチを提案しています。Forbes Japanの「NEXT100 100通りの世界を救う希望」にも選ばれ、その実績と信頼は業界内外から高く評価されています。
私たちとは10年以上の付き合いがあり、「一緒に認知症の映画を作るなら、この人しかいない」と、迷わずお願いすることに決めたのです。 田村監督と共に、認知症に対する新たな視点を提供し、多くの方々に共感と気づきをもたらす作品を創り上げていきたいと考えています。

映画の制作には、「認知症とともに幸せに生きられる社会」を共に目指してきた多くの専門家たちが監修として参加しています。彼らの深い知識と経験が、この映画をさらに特別なものにしています。この映画を通じて、一人でも多くの仲間が集まり、共に学び、行動していくことを心から願っています。

監修者一覧
なぜ、クラウドファンディング?
多くの人に当事者として関わってもらいたい
認知症は、人生100年時代を生きる私たち一人ひとりに深く関わる問題です。
だからこそ、これまでも多くの人と共に認知症の課題に取り組んできました。そして、この映画の制作を通じて、もっと多くの人に認知症について知ってもらいたい、当事者として関わってもらいたいという思いが強くなり、クラウドファンディングに挑戦することを決意しました!
8カ国でのクラファンから始まるグローバル展開
「人類の認知症観を変える」という大きな目標を掲げたこのプロジェクトは、日本だけでなく、アジア、ヨーロッパ、北米など世界中で受け入れられる作品を目指しています。 実際に、書籍『認知症世界の歩き方』は世界各国で大きな反響を呼び、2025年現在、すでに中国、韓国、台湾版が発売されています。
また、認知症のある方の生活世界を学べるワークショップは、フランス、台湾、ドイツ、アメリカなどでも開催され、フランスでは『Japan Expo Paris』に招待され、3日間で25万人が集まる会場にブースを出展しました。このように、少しずつではありますが、高齢化先進国・日本発の取り組みが、世界中に広がっています。
映画『認知症世界の歩き方』は、フランスと台湾を皮切りに、欧州・アジア各国で順次公開予定です。
これを実現するため、日本、フランス、台湾、ドイツ、アメリカ、イギリス、カナダ、シンガポールの8カ国でクラウドファンディングを実施し、世界中からの支援を集めていきます。 さらに、この映画はカンヌ、ベルリン、ヴェネツィア、モントリオール、上海、シンガポールなど、名だたる国際映画祭への出品も視野に入れています。
映画を通じて、認知症に対する新たな視点を世界中に発信し、社会に大きなインパクトを与えたいと考えています。
目標金額:500万円
・映画制作費用(撮影、編集、音楽制作など)
・宣伝費用(国内外の映画祭出品、宣伝活動)
・ワークショップや上映イベントの開催費用
※今回のクラウドファンディングは、All-in形式での挑戦となるため、万が一目標金額である500万円に到達しなかった場合でも、自己資金等で補填するなどして必ず予定していた規模の実施内容の通り実行いたします。
私たちが目指す変革
認知症とともに人生を楽しめる社会を!
映画づくりを通じて目指しているのは、認知症に対する偏見や誤解から生まれる負の循環を断ち切り、ポジティブな循環を生み出す社会の実現です。
認知症についての正しい理解が広がれば、本人が望まない入院や施設への依存が減り、住み慣れた地域や自宅で、心地よく暮らしながら、生きがいを感じる活動を続ける人が増えるはずです。また、認知症を理由に自ら世界を閉じ込めることなく、地域社会にも積極的に参加できるようになるでしょう。
さらに、医療や介護の専門職はもちろん、ご家族同士でも適切なケアが提供され、認知症の進行を遅らせるための取り組みが進むことが期待されます。こうした努力により、ケアの負担が軽減され、その結果として医療・介護費用の抑制にもつながります。 そして、抑制された費用を、子育てや教育、科学技術など未来に向けた投資に回すことができる社会へと少しずつ変わっていく。
私たちは、このような社会システムの変革を実現するため、挑戦し続けます。

人間、誰もが歳をとります。
歳を重ねるにつれ、身体機能や認知機能は少しずつ変化していきます。
何の不自由もなく歩いていた道で小さな段差につまずくことがある。すらすらと言えていた同僚の名前が思い出せないことがある。視力が低下し、視野が狭くなり、スマホでの手続きに手間取ることがある。
これらはすべて、認知機能の変化によるものです。
認知症とは、人生100年時代を生きる私たちにとって、誰もが向き合う可能性のある現実です。 だからこそ、「認知症」を他人事ではなく、自分自身の課題として考えてほしいのです。
私たちは、書籍やテレビ番組を通じて、認知症のある人の視点から世界を見る という体験を届けてきました。次のステップとして、映画という形でさらに多くの人にこの体験を届けたいと考えています。
この挑戦には、一人でも多くの方の協力が必要です。映画を完成させ、そして世界中に広げるために、ぜひ応援してください。「認知症になっても幸せに生きられる社会」を一緒につくっていきましょう!
応援団メッセージ

ジャーナリスト
田原 総一郎 さん(写真右)
ちょうど90の僕にも認知症は自分ごと。自分も認知症かもしれないとよく思いますよ。『認知症世界の歩き方』は、認知症当事者の視点から世界がどう見えているのかが表現されていて、ホントに素晴らしい。映画も楽しみです!

医療法人社団悠翔会理事長・診療部長
佐々木 淳 さん
認知症は、誰もが長生きすれば避けられないもの。治療や予防の重要性はもちろんだが、それ以上に「認知症とともにどう生きるか」が問われている。『認知症世界の歩き方』は、認知症の世界を体感し、対話を重ね、環境を整えることで、認知症の人が安心して暮らせる社会をつくるためのガイドブックだ。医療・介護の現場はもちろん、すべての人に読んでほしい一冊。映画化によって、さらに広がることを期待しています。
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