「サツキとメイの家」の縮小模型を写真に収める来場者たち=岡山シティミュージアム

「サツキとメイの家」の縮小模型を写真に収める来場者たち=岡山シティミュージアム

 スタジオジブリの宮崎吾朗監督が制作現場を指揮したジブリパーク(愛知県)誕生の舞台裏や宮崎監督の仕事にスポットを当てた「ジブリパークとジブリ展」は会期終盤を迎えた。会場の岡山シティミュージアム(岡山市北区駅元町)には1日も多くの家族連れやファンが足を運び、国内外で親しまれるアニメの作品世界を楽しんだ。11日まで。

 会場は宮崎監督の歩みや仕事を振り返る全4章で構成。「ゲド戦記」「コクリコ坂から」をはじめ、ジブリ初の全編3DCG映画「アーヤと魔女」といった監督作の制作資料、パークにある施設の模型や設計図を紹介している。

 父の駿監督作「となりのトトロ」でおなじみのネコバスも“来場”。「千と千尋の神隠し」に登場する湯婆婆(ゆばーば)やカオナシとの撮影スポットでは来場者が笑顔で写真に納まっていた。

 父親と訪れた朝日塾小2年児童と同1年児童のきょうだいは「ふわふわのネコバスに乗れて楽しかった。ゴールデンウイークの思い出になった」と話していた。

 岡山シティミュージアム開館20周年記念事業で、同ミュージアム、RNC西日本放送、山陽新聞社が主催。最終日まで時間予約制。

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