1位『カフネ』阿部暁子[著](講談社)

一緒に生きよう。あなたがいると、きっとおいしい。やさしくも、せつない。この物語は、心にそっと寄り添ってくれる。最愛の弟が急死した。29歳の誕生日を祝ったばかりだった。姉の野宮薫子は遺志に従い弟の元恋人・小野寺せつなと会うことになる。無愛想なせつなに憤る薫子だったが、疲労がたたりその場で倒れてしまう。実は離婚をきっかけに荒んだ生活を送っていた薫子。家まで送り届けてくれたせつなに振る舞われたのは、それまでの彼女の態度からは想像もしなかったような優しい手料理だった。久しぶりの温かな食事に身体がほぐれていく。そんな薫子にせつなは家事代行サービス会社『カフネ』の仕事を手伝わないかと提案する。食べることは生きること。二人の「家事代行」が出会う人びとの暮らしを整え、そして心を救っていく。(講談社ウェブサイトより)

2位『謎の香りはパン屋から』土屋うさぎ[著](宝島社)

謎はクロワッサンのように折り重なり、カレーパンのように刺激的!パン屋さんでの〈日常の謎〉を解く“美味しい”ミステリー(宝島社ウェブサイトより)

3位『それいけ!平安部』宮島未奈[著](小学館)

ピュア度100%!ハートフル青春小説 いみじ!新入生、部活つくったってよ 県立菅原高校の入学式当日、同じクラスになった平尾安以加から「平安時代に興味ない?」と牧原栞は声をかけられた。「平安部を作りたい」という安以加の熱意に入部を決めるが、新部を創設するには5人の部員が必要だった。あと3人(泣)!!クラスメートから上級生まで声をかけ、部員集めに奔走するが──「平安部って、何やるの?」《平安部員求む!》わたしたちと一緒に平安の心を学びませんか?(小学館ウェブサイトより)

4位『アルプス席の母』早見和真[著](小学館)

5位『ありか』瀬尾まいこ[著](水鈴社)

6位『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈[著](新潮社)

7位『潮音 第四巻』宮本輝[著](文藝春秋)

8位『禁忌の子』山口未桜[著](東京創元社)

9位『無職は今日も今日とて迷宮に潜る 2 ~Lv.チートな最強野良探索者の攻略記~』ハマ[著](オーバーラップ)

10位『近畿地方のある場所について』背筋[著](KADOKAWA)

〈文芸書ランキング 4月30日トーハン調べ〉

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