2024年、シャネルは映画監督是枝裕和とのメンターシッププログラム「CHANEL AND CINEMA – TOKYO LIGHTS」を始動した。11月には、是枝監督の主導のもと、メゾンのアンバサダーや映画界の第一線で活躍する人物を講師に迎え、2日間にわたるマスタークラスを開催。全マスタークラスに出席した参加者はその後、ショートフィルムコンペティションへと進み、脚本を提出した。
選考の結果、受賞者に選ばれたのは、映画『ひらいて』などで知られる首藤凜、テレビ業界でも活躍する田中さくら、そして『MY HOMETOWN』で注目を集めた古川葵の3名。今後、彼女たちはシャネルおよび是枝監督をはじめとするプロフェッショナルの支援を受けながら、短編映画の制作に挑むことになる。
完成した作品は、2026年に東京とパリで上映予定であり、同年の上映会をもって本プログラムの第1回が幕を閉じる。さらにその後、第2回のマスタークラスとコンペティションが開催される予定だ。
「CHANEL AND CINEMA – TOKYO LIGHTS」は、シャネルの創造性と映画への情熱を次世代へと受け継ぎ、日本そして世界のアーティスティックなコミュニティを照らし続けていく。
Photo: Courtesy of Chanel Text: Makiko Yoshida
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